黄昏の悪夢―自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫)

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著者 : 清水義範
  • 角川書店 (1993年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041804056

黄昏の悪夢―自選恐怖小説集 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 清水さん久々に読んだ。
    味わいある短編集。。

  • 唯我独存。「これを読めば同じことを考えている人がいるってことがわかるよ」と、母に勧められた。
    P156
    「みんなが、存在しているふりをしてぼくを騙しているんじゃないか」
    この部分と全く同じことを長い間考えていた。
    多分、こんなことを考えているのは自分だけだろうと思い、どこか恥ずかしくて母に言うまで、この考えを誰にも話したことはなかった。
    しかし、僕が生まれる以前から唯我論というのは存在していたので、人間が考えることは結局みんな一緒なんだなと少し安心し、少し落胆もした。

    全体としてどの話も読み応えがあり、夢中になって読めた。「靄の中の終章」は自分まで記憶があやふやになっていくような気がした。
    復讐病棟は世にも奇妙な物語で放送されていたものと展開が違い、どちらかというと放送されたもののほうが怖かった。

    ホラーといいながら、グロテスクな内容ではなかったので読みやすかった。

    一番怖かったのは…


    唯我独存の主人公の下の名前が僕の名前と漢字は違うが同じだったことだ。

  •  図書館から借りました

     日常ホラー。短編集。

     老いと、痴呆を扱った、リアルな怖さ。
     病院で、リアルでおきることはまずないにしろ、けっしてないとはいいきれない怖さ。
     隣の家に届け物に来た女の、変な言動と押しつけられた食べ物。その隣に住んでる当の男が主人公に問う。「あの女、包丁とかもってなかった?」怖いだろうなー、けっしてないことはない、闇だから。

  • なんとなくジワジワと恐ろしくなっていく感じが清水義範らしくて良かった。

    特に『黄昏の悪夢』『霧の中の終章』『復讐病棟』は何気ない恐ろしさなのでなおさら怖い。

    また、『こわい話』でスティーブンキングの小説の恐ろしさは暴力への怯えである、といっていたのは成る程と思った。

  • このほん、たなぞうでは誰も見向きもして無いだろうなぁ、と思って検索してみると案の定です。みなさん、清水義範の作品は面白いですよ。よく言えば変に難しい書き方は絶対にしない。実に解りやすい文章/小説を読ませてくれる作家です。で、この本は自選の「こわいお話短編集」なのですが、こわい 言っても本格的なホラー小説ではありません。SFも入った清水義範が思う「こわい設定/結末」の作品集です。面白いと思います。

  • 「唯我独存」

  • おもしろかった!

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