- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041835029
感想・レビュー・書評
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イタい。イタすぎる。
もう二十年以上前の恋愛エッセイだから、今さら私が読んで熱く共感できるわけもないのだけれど、イタいなあ。
最初の「甘いもの」
熱く共感したよ。(笑)
“女で甘いものが嫌いだというのは、これは、なかなか面倒なことなのである”
うんうん。
“大きい図体して「甘いものは嫌い」と言うと「えーっ、甘いものが嫌いなのになんでそんなに体がごついんですか」と驚かれて対応に窮する。”
うんうん、うんうん。
でもねえ、この本を読んで思ったのは、新人のお笑い芸人みたいだなあということ。
空気を読まずに過激なネタをぶち込んできて、お客さん(読者)を置いてきぼりにしているところ。
または、お客さん(読者)の反応をみながら過剰に下手にネタを出してくるところ。
(この辺までは大丈夫ですかねえ。これよりディープだとアウトなんですね)なんて、心の声が聞こえてきそう。
結局シンプルに素直なネタが一番面白いのだけど、手さぐりしながら振れ幅大きくネタを放出する。
読んでいて疲れちゃうんだよ。
ベテランの芸人(文章)がバランスをとりながら笑わせて(読ませて)くれるのなら、もう少し違った感想を持てたのかもしれないけれど、最初から最後まで新人なんだもの。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山崎ナオコーラさんは、“言葉は芸術”という。
姫野カオルコさんは、“言葉はエロス”という。
おもしろい。 -
ふと図書館で手にした本。
「私は美人作家サクラコじゃなくて、姫よ!」とのたまうので、著者近影(当時)見たら、美人のカオルコさん。
モテるけど、禁欲的。しょーもない男は不要、みたいな内容かと思ったら、カオルコさん、相当変わってます。モテないです。
キレーでも変わり者はモテない。キレーでも、だよ?大丈夫?
(2010.1.26読了) -
2008/03/03