禁欲のススメ (角川文庫 ひ 8-2)

  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041835029

感想・レビュー・書評

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  • イタい。イタすぎる。
    もう二十年以上前の恋愛エッセイだから、今さら私が読んで熱く共感できるわけもないのだけれど、イタいなあ。

    最初の「甘いもの」
    熱く共感したよ。(笑)

    “女で甘いものが嫌いだというのは、これは、なかなか面倒なことなのである”
    うんうん。
    “大きい図体して「甘いものは嫌い」と言うと「えーっ、甘いものが嫌いなのになんでそんなに体がごついんですか」と驚かれて対応に窮する。”
    うんうん、うんうん。

    でもねえ、この本を読んで思ったのは、新人のお笑い芸人みたいだなあということ。

    空気を読まずに過激なネタをぶち込んできて、お客さん(読者)を置いてきぼりにしているところ。
    または、お客さん(読者)の反応をみながら過剰に下手にネタを出してくるところ。
    (この辺までは大丈夫ですかねえ。これよりディープだとアウトなんですね)なんて、心の声が聞こえてきそう。

    結局シンプルに素直なネタが一番面白いのだけど、手さぐりしながら振れ幅大きくネタを放出する。
    読んでいて疲れちゃうんだよ。

    ベテランの芸人(文章)がバランスをとりながら笑わせて(読ませて)くれるのなら、もう少し違った感想を持てたのかもしれないけれど、最初から最後まで新人なんだもの。

  • 山崎ナオコーラさんは、“言葉は芸術”という。
    姫野カオルコさんは、“言葉はエロス”という。
    おもしろい。

  • ふと図書館で手にした本。
    「私は美人作家サクラコじゃなくて、姫よ!」とのたまうので、著者近影(当時)見たら、美人のカオルコさん。
    モテるけど、禁欲的。しょーもない男は不要、みたいな内容かと思ったら、カオルコさん、相当変わってます。モテないです。
    キレーでも変わり者はモテない。キレーでも、だよ?大丈夫?
    (2010.1.26読了)

  • 2008/03/03

著者プロフィール

作家

「2016年 『純喫茶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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