見仏記5 ゴールデンガイド篇 (角川文庫 い 28-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041846063

作品紹介・あらすじ

仏友ふたりの見仏の旅、今回はゴールデンな香りを出そうと、京都奈良と有名どころを歩くはずが、二人の足はいつの間にか東北・福島に向かっていた……。

感想・レビュー・書評

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  • マニアック不可、メジャーに絞ったゴールデンガイド。のっけから崩れてどんどんマニアックになっていくのがおかしい。
    道成寺、気になる。しかし和歌山、東京から遠いな。。

    奈良 長谷寺・安倍文殊院
    奈良 園成寺・般若寺・白毫寺・新薬師寺
    奈良 岩船寺・京都 清水寺
    京都 法界寺・醍醐寺・隨心院
    京都 蟹満寺・海住山寺・観音寺・平等院
    福島 八葉寺・金川寺・禅定寺
    福島 勝福寺・願成寺・新宮熊野神社
    福島 上宇内薬師堂・恵隆寺・鳥追観音
    和歌山 道成寺・浄教寺・慈光円福院
    和歌山 安養寺・根来寺
    兵庫 鶴林寺・浄土寺

  • 「仏像めぐりの旅もはや十数年の、いとう&みうらの仏友コンビ。今回はメジャーな寺にしぼろうと京都・奈良に向かった2人。ところがサギ(鳥の)だのマスコット人形だのに気を取られて、なかなか足が前に進まない。次に向かったのは福島県。縁がなかった会津の里には、素朴で力強い仏像たちが鎮座していて、2人の心をとらえて放さない。和歌山、兵庫の素晴らしい仏像たちも花を添え、仏像を追いかける2人の旅物語は続いていく…。

    目次
    奈良―長谷寺・安倍文殊院
    奈良―圓成寺・般若寺・白毫寺・新薬師寺
    奈良→京都―岩船寺・清水寺
    京都―法界寺・醍醐寺・隨心院
    京都―蟹満寺・海住山寺・観音寺・平等院
    京都―禅定寺・橋寺
    福島―八葉寺・金川寺・禅定寺
    福島―勝福寺・願成寺・新宮熊野神社
    福島―恵隆寺・鳥追観音・中田観音
    和歌山―道成寺・浄教寺・慈光円福院
    兵庫―鶴林寺・浄土寺」

  • 安心できる面白さ。こういう文章を量産できる人間に僕もなりたい。

  • 巻を追うごとに面白くなっていきますね、見仏記は。
    いとうせいこうさんの文章、普段はユーモラスなのに、時折ひどく文学的になるのがいい。瞬間を切り取った描写が美しくて、胸が熱くなったり・・・。
    「見仏」でも、それ以外でも。色んな場面でグッときました。

  • 旅先でひまをもてあまして買った。
    よかった。
    ゴールデンガイド篇てのはよくわかんないけど。

  • 2017年8月28日購入。

  • 2014/11/10購入
    2014/11/30読了

  • 会津でののんびりぶり。
    各地で知られるようになったお二人の見仏。
    どこを読んでもやっぱり面白い。

  • 続巻を待っているうちに忘れ、気が付けば6巻まで文庫化されていた(-_-;)相変わらずのお二人のシュールなやり取りと、仏像に対する愛が満載の一冊!神社仏閣・仏像好きの方は是非♪

  • 正直なところさすがに5作目ともなるとダレてきた感はある。
    隙間時間を使いながら少しづつ読んだので、余計にそう思うかもしれない。一気に読めば、1巻のころの二人が時間の経過とともに仏像と向き合うスタンスが随分と変わってきたのにもっと気づけるとは思う。
    MJが強く「信仰」という言葉を使い出してきたのは印象的。信仰はすきじゃないけど、信仰されている人は好き。

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著者プロフィール

1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』(河出文庫)で作家デビュー。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』(新潮文庫)で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』(河出文庫)で第35回野間文芸新人賞を受賞。近著に『「国境なき医師団」になろう!』(講談社現代新書)など。

「2020年 『ど忘れ書道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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