ひとりでいいの (角川文庫 う 7-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041854037

作品紹介・あらすじ

大手商社の総務課勤務5年目のOL北川まどかは去年のミス丸の内。理想の条件を備えた同僚にプロポーズされた日の翌日、ほんとの恋に出会った…。「美貌」を武器に、打算ずくで、したたかに生きるまどかにおとずれた転機を、こまやかに描く恋愛長篇小説。

感想・レビュー・書評

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  • 美人が恋をする中で、顔だけじゃ生きていけないって気づく話。会ってすぐ結婚とか、結婚を前提に付き合うのが当たり前みたいに書かれとったり、女はお茶くみするOLっていうのは今の時代とのギャップよな〜。何か特技とか身につけて魅力的な女にならなあかんな〜って思った。ひとりでも生きていける強さも必要。それにしても最後ルミ子と真一めっちゃ可愛そうだな、、、

  • ひとりでいいの。文字面でいけばわからない。ひとりがいいなのか?それとも、本当は嫌だけど言ってみたのか?
    でも、肝心なのは、とにかく自分、自分なんだよね。

  • 再読。
    大手商社の総務課勤務5年目のOL・まどかは、理想の条件を備えた同僚にプロポーズされた翌日、本当の恋に出会う。
    抜群の美貌を武器に打算ずくでしたたかな面は気持ちよい。
    一方、可愛い女はこうあるべきという類型的な言動しかできないところが哀れである。

    沢口靖子主演の連ドラの印象が強く、記憶に残っている話である。

  • 頭で何も考えなくて良い本

  • 主人公のまどかの執念というか、前のめり具合が終始続いてどうなることか、気になりながら、お母さんの言動も端で気にしつつ、結果これかーい!

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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