- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041854112
感想・レビュー・書評
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再読。表題の短編は今一つだったが、他の短編では女性の心の移り変わりを描くのが上手いと思った。特に独身者。生活に追われると丁寧な思考、暮らしが出来難いような気がする。
皆何かに葛藤し、それでも前を向いて歩いていかなきゃいけない。丁寧に生きたいものだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。6つの可哀想な話が入っている。
その中でも「夏を抱く人」という話の主人公が可哀想だった。よくもまあ人がこんな酷い目に遭う話が書けたなと思った。
あと不倫率が高い。ほとんどの話で登場人物が不倫している。潔癖な人は読むのに注意がいる。
短編集だから読めたがこの人の長編なんて読みたくはないなあと思わせる話ばかりだった。
なんか中年女性の愚痴を聞かされてるような気持ちになった。
タイトルに惹かれて読んでみたけど思ったような内容ではなかった。
この本の大活字本が出ているのだが、それで評価されている本なのだろうから読む価値のある本だと期待し過ぎたのかもしれない。 -
明子はそれを見て、不覚にも涙がこぼれた。社会の第一線で女が働くということは、ああいうことなのだ。結婚していようがいまいが、男 がいようがいまいが、何もかも自分で引き受けることなのだ。あの女にもいろいろなことがあるのだろう。しかし、帯をバシッと 一つ 叩いて気合を入れて、何事もないかのように華やいで客と接するに違いあるまい。 明子はあの日から出勤前にスーツの腰をバシッと叩くことが 儀式になっていた。
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怖い怖い…。
女性の本音や感情が描かれていて怖くなる。
「話題のない人間である」ことに子供達の手が離れてから気づいてしまった…とは 思い知らされる…
「なんてつまらない人なんだろう」と気付いてから話すのをやめてしまう…まさにその通り。 -
読後感の良いものといまいちなものが混ざっていた短編集だった。中には痛快なラストのものも。
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内館さんの本は好きなのだが、この本は、良いなぁ、というのと、そう?と首を傾げるのが半々だろうか。
潔い女性のほうが私は好き。 -
内館さんの本は初めてでしたが、1冊目がこれでよかったな~と思いました。
彼女のキライなタイプの女が、私と似ていたから(笑)
次はどれにしよう。-
失礼します。
この書、デザート的にさらりと読むには格好でした。
『夏を抱く人』は、ミステリーの最後の様で面白味が有りました。
10...失礼します。
この書、デザート的にさらりと読むには格好でした。
『夏を抱く人』は、ミステリーの最後の様で面白味が有りました。
10年前の本ですが、男と女は同じですね。
ディナー感覚の一冊をお薦めします。
『武士の娘』(杉本(金編に戉ーエツー)子 大岩美代訳)
タイトルの様に高録の武家の娘として生まれ、明治の初め米国で結婚生活、夫の死、子育て、帰国と万丈の人生が描かれています。で、横軸に、洋の分化、様式が国内に入り込み、それによって戸惑う人々、そう言う中でも、人として守らねばならない、矜持とは、誇りとは等など思いは尽きません。思わず正座して読みたくなる様なフィクションです。
では。2011/01/29
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普通に読みやすかったし面白かった。妻とか愛人とか夫を取られるとかどんな立場にもなりうるんだよなぁ。。愛想が尽きる瞬間ってあるんだよなぁ。。ってそんな感じ。
(06/09/08) -
前過ぎて、忘れた・・・
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男と女のドロドロってすき。
ドラマ「週末婚」もはまったわ。