三毛猫ホ-ムズの犯罪学講座 (角川文庫 あ 6-220)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 351
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879290

作品紹介・あらすじ

課長の代理で、女子大の特別講師を押し付けられた片山。女性恐怖症に耐えて行う講義の真っ最中、鎖で吊るされた女の子の死体が降りてきた! 名門お嬢様学校を舞台に、ホームズの推理が冴えわたる。

感想・レビュー・書評

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  • 女性がたくさん出るわりには片山さんとの絡みが少なく感じた
    キャラクターのバックグラウンドストーリーもっとほしいかったな~

  • 女子大学での特別講義の1日目、突然、片山刑事が代理に。
    特別講義の前後に起きる不穏じゃ事件。
    2日目に起きた、殺人とおぼしき事件。

    女子大学の学生寮を中心に巻き起こるさまざまな事件。

    シャム猫ホームズを10冊以上読んでいると、
    犯罪者側でない可能性の人はいないと思って読み進むようになっている自分に気がついた。
    それでも、誰が犯罪者側かは、2分の1の確率でしか当たらない。
    外れることを楽しみに読んでいるのかもしれない。

  • 次々に起こる事件。片山にも読者にも休む間を与えない展開。面白い。

  • 栗原課長の代理として、F女子大学で三日間の特別講義をする羽目に陥った片山義太郎。女性恐怖症に耐えながら、しどろもどろで一日目を終えたところ、意外にも女子大生から大人気。ところが二日目の講義の真っ最中、天井から鎖で吊るされた女の子の死体がおりてきた!それをきっかけに、F女子大とその裏手の女子学生会館で、謎の連続殺人が…。

  • 女子大の学生寮でつぎつぎ起こる殺人事件。ちょっと登場人物が多すぎる。

  • 面白い

  • 三毛猫ホームズシリーズサイコーですw

  • 長編。女子大、講義

  • 私が初めて生まれて読んだ小説。
    最初は四歳頃、隣で寝ていた母の枕もとにあったのをパラパラと捲って。
    それから一、二年ぐらいして、漸く読みはじめた。

  • 有名な赤川次郎をまだ読んだことがなかったので,
    三毛猫ホームズシリーズを借りて読んでみた。
    犯罪心理学を学んでいたし,それを生かす仕事をしているので,
    本作の題名に興味を持った。
    理論的に構築されたミステリーではなく,読みやすい。
    散文的で,感情描写も軽い。
    確かに,広く受け入れられそうである。
    猫のホームズというキャラが,
    うまく物語のバランスを取っているように感じた。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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