ト短調の子守歌 (角川文庫 あ 6-119)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 116
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041879627

感想・レビュー・書評

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  • やっと読めたー!!

    以前、ドラ小瓶様にオススメして頂いた本です。

    赤川次郎さんの本は有名だから売っているだろうと思って数件の本屋さんを探してもない。…アレ?新しくないからかな?と思って中古の本屋さんを数件探しましたが…ないっ!!
    お友達が図書館で探してくれて発見!!
    ようやく読めました!笑(…何のためのア○ゾン)

    赤川次郎さん、初読みでした。学校の教科書にも載ったりするし、三毛猫ホームズシリーズみたいな可愛い名前の本が印象的でほんわりミステリー(どういうジャンル?)かと勝手に思っていましたが、犯人が普通に容赦ない。

    最近のミステリーのような(それも好きですが)難しく難しく、色々伏線を張って最後に綺麗に回収!という感じのお話ではなく、なんていうかちょうど良いですね。余計な所も省き過ぎるところもなく、スッと始まって見事に終わる。みたいな。
    気持ちがいい一冊でした。麻子ちゃん、かっこよし子。
    最後の、本人によるあとがきも面白かった!笑

    有名過ぎて手を出せなかった赤川次郎さん。食わず嫌いはダメですね、有名な方はやはり面白い!

    また読んでみたいと思います。
    ドラ小瓶様、ありがとうございました!!

  • いいかげんな芸能界の会社に対して,
    人質をとって立てこもる犯人との間で,
    アイドルの少女が板挟みにあって振り回される。

    警察と近所のおじさんの冷静さが光る。

    人質の家族がふりまわされているのに、
    人質の冷静さは美化し過ぎではないだろうか。

    精神的に大人になっていくときに、
    いいかげんな大人の存在が役立つことがわかった。

  • ストーリーが好き。サスペンスの中で結構好きなもの。

  • 読むのは2回目、いや3回目かもしれない。読んでる途中、いや最後の方まで、前に読んだ印象は残っている。話の筋もあぁそうだったと分かるのだが、もう何年も前に読んだもの。しかし、結末は違うことを思い、はらはらドキドキだった。飽きさせないのが赤川次郎のミステリー。面白かった。

  • ハラハラドキドキのたった一日の出来事。麻子と知美の友情。友達って何だろう?

  • 人間のきたなーい欲に嫌気がさした。
    その欲のためなら人が死んでも、傷ついてもいいのか!マスコミきらい!

    でも、麻子が、たくましく成長したこと、ぐっときた。負けないんだ。美しかった。

  • 中学の教科書にこの本の一部が載ってて、気になったので読んでみた一冊。
    友達っていいよね。

  • だんだん成長していく麻子も好きなんですが、
    武原さんが一番好きかもしれません。
    彼も成長したと思います。

  • 自分の命投げ出せますか?
    アイドルという難しく、ある種異常な立場に置かれた少女の葛藤と成長、あまたの登場人物の思惑の交錯。そしてサスペンスとしても面白い。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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