らせん - (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2666
感想 : 200
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041880036

感想・レビュー・書評

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  • どんどん突拍子もない展開になっていくのでホラー度は低め
    竜司はあの娘のことを大切に思ってたんじゃないの??てのが謎

    ストーリーとは直接関係ないかもだけど、おじさんて若くて見目のよい女性をほんとに性的対象としてしか見てないんだなーと思わされる
    関心を持ったとしてもその人の人間性にまでは興味ないんだねって

    前作でも浅川が自分たち夫婦の仲は良いと思ってるようだったけど全然そうは思えなくてびっくりしたんだったそういえば

  • 井戸の底で長い眠りについていた山村貞子の無念を張らし、事件はすべて終わったかのように思えた。そう、呪いのビデオはもはや誰も殺さない。皆そう思っていた。だが、何も解決していなかったのだ。むしろ、序章にすぎなかった――。 前作とはうってかわっての科学的要素をふんだんに盛り込んだホラー。戦々恐々とおののくホラーから一気にミステリー色が強い作品になったと感じる。前作の雰囲気が好きな人はちょっと首を捻りそうだが、この話はこの話で良くできていて面白い。

  • 内容
    幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山竜司の解剖を担当した。冠動脈から正体不明の肉腫が発見され、遺体からはみ出た新聞紙に書かれた数字は、ある言葉を暗示していた。…「リング」とは?死因を追う安藤が、ついに到達する真理。それは人類進化の扉か、破滅への階段なのか。

  • リングシリーズの2作目。思い描いていたラストとは異なる。そして一般的に知られているリングや貞子とも異なる。

  • おもしろ!!!
    「リング」を読んだ上でのこれ、マジで怖い。
    現実世界ともリンクしてるというか、貞子の恐ろしさたるや…

  • リングから続けて読破。映画視聴済み。
    途中専門用語や暗号の件に心折れかけたけど、なんだかんだ最後まで楽しめた。
    リングウイルスの写真など、リアリティがあってとてもよかった。
    映画とはだいぶ違う。
    途中から出てきた女はどう考えても貞子ってわかるでしょ!
    竜司のキャラが余計にわかんなくなった。


  • リングからの伏線回収が上手い。20年前に読んで大まかな内容は覚えていたが続きが気になって一気読み。

  • リングの伏線回収と新たな主人公、そして最後のエピローグまでの謎。面白かった。続く「ループ」にも期待。

  • これもなかなかのぶっ飛び具合でしたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    前作からどう繋げてくるのかな…? と戦々恐々とした気持ちで読みましたけれども、お話の方向性が…いやはや…前作はそれこそホラー…といった感じでしたけれども、今作はなんだか科学的な書物でも読んでいるみたいな気分になりましたとも…

    作者の鈴木光司氏は論理的にこの物語を書き上げた、とインタビューなどでもおっしゃっているようなんですけれども、なるほど…確かに論理的に構成された見事な小説であると思いました! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    終盤の展開はなんだか…いやはや…ここまで来ると笑えてもきますけれども、とりま! 次作の「ループ」が楽しみですね…物語はさらなる明後日の方向へと行ってしまうのか…期待します!

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 前作リングの方が好みだが、想像の斜め上をいく展開で楽しく読めた。

    前作主人公・浅川とその家族があっさり死んだのと、竜司は舞のことが大事じゃなかったのか…これらが心情的に引っかかったかな。竜司的にはそれはそれ、これはこれなのかもしれない。知的好奇心最優先な人間なんだろう。

    リングでは姿を見せずとも怨霊的怖さでジワリと存在感を示した貞子だが、今作はまさかのご本人登場(肉体的意味で)、意思疎通さえ出来てしまい、なんじゃこりゃと面白さが勝ってしまう。現代においてネタキャラにまで昇華した貞子のイメージが強過ぎるのだろう。映画観てはいないのだけど…

    壮大な引きで終わったので、次作がどうなっているのか気になるなあ。

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著者プロフィール

千葉中央メディカルセンター勤務。認定理学療法士(代謝)、呼吸療法認定士、糖尿病療養指導士、住環境福祉コーディネーター2級。

「2018年 『リハビリのプロがすすめる 健康寿命を延ばす1000冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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