いつか大人になる日まで (角川文庫 さ 29-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 126
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041901038

感想・レビュー・書評

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  • この本なしに私はない。
    かけいくんとあさこちゃんとは
    この本とは
    心で繋がってる…

    そこまでいえるくらい長い付き合いで深い相手。

  • 息苦しくて、でもかけいくんから目を離せません。

  • あすなろ白書の掛井保の小学生くらいから思春期の話です。
    掛井くんの不思議なセクシーさや魅力についても書かれていて、どこか周りと違った雰囲気を持つ彼がモテる理由がわかります。
    彼は母親との関係も複雑で、ダメな母を持つと大人びた子供になってしまうという典型です。
    彼の女性との付き合い方、主に二人ほど重要な女性が出てきて、一人はあまたはいいけど変わった子で、もう一人はスケバン的な子です。
    独特の世界観や描写があるので、漫画の柴門ワールドが好きな人は必見です。

  • 『あすなろ日記』を知らないのに読んでしまった
    あすなろ日記の掛居保の幼少期の話。
    しかし知らなくとも十分面白かった。

    幼いながら大人びていて
    みんなが自分に追いつくであろう
    大学の頃を心待ちにしている保。
    大人びているのにそれでいて
    傷ついていて子どもでいることを求めているような…
    保ほどではないけど小さいころ、
    いろんなこと考えていたよなあ子どもなりに。
    そしてそれが苦しかった。

  • PS元気です俊平を読んだ時の感覚を思い出した。
    掛井保の中学生時代が描かれている。
    あすなろ白書、読んでみようかな、と思った。

  • 主人公の不安定な12歳から15歳の大人びてくるまでの恋愛模様が描かれています。初めて作者の作品を読みましたが、いけます!これは。

  • あまり好きになれなかった…おいつけない。

  • 新大塚の本屋で買う
    自意識過剰であまり好きになれなかった

  • こういう話、大好きだなあ。
    青春だ。
    こういう話の主人公は全て自分と似てると錯覚する。

  • 年の割にはすっげ〜落ち着いた感性を持つ男の子の、12歳〜15歳までの気持ちの移り変わりを描いた小説。俺はけっこう好きなタイプの話です。ってかこの主人公、ヤクザの娘に気に入られて半分無理矢理付き合うようになったり、実は主人公に興味のない母親と二人暮らしというあんまりよく環境下やのにやたらと頭がいいねん!!中学で偏差値78やって!!そんな数字どうあがいてもとれへんわ!!

    年の割に落ち着いた主人公ってのは、けっこう好きな設定です。ってか頭のいい人が好きなんやろうな俺は。中学時代ってけっこうイジメとか流行りだしてイヤな時やったって思う人多いと思うけど、その時が舞台になってるからなんとなく、まぁ興味は引かれる作品ではあると思う。 

    って何書いてんのかようわからんようになってきてもーたわ。

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著者プロフィール

1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学卒。79年漫画家デビュー。『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』『同窓生 人は、三度、恋をする』『恋する母たち』など、著書多数。エッセイ集として『恋愛論』『大人の恋力』『そうだ、やっぱり愛なんだ』『老いては夫を従え』など多数。2016年、25年後の物語として描かれた『東京ラブストーリー  After 25 years』で柴門ふみブーム再燃。夫は弘兼憲史氏。

「2020年 『オトナのたしなみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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