ロングバケーション (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.67
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本棚登録 : 503
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041966044

作品紹介・あらすじ

結婚式当日、白無垢姿の葉山南(31)は、花婿の住む部屋へと走る。しかし、そこにいたのはルームメイトの瀬名秀俊(24)だけ。花婿は逃げたのだった。行くあてのない南は、強引に落ちこぼれピアニスト・瀬名のルームメイトになる。人生で最もパッとしない時間を、ふたりは共有することになる。モデル仲間の桃子、南の弟・真二、瀬名の心の女神・涼子…それぞれのあやふやな季節が重なっていく。木村拓哉・山口智子・竹野内豊・松たか子出演のメガヒット・ドラマ「ロングバケーション」完全ノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • ひさびさに読んだ恋愛小説。もともとドラマの脚本を小説にしたものなので、途中、会話文が多すぎて、誰がどの言葉を話してるのか、しっかりと読んでいかないとわからなくなるところがあった。ラブラブロマンス系ではないけれど、それでもなんだか羨ましくなる、そんな素敵な恋愛小説でした。

  • これは見なきゃだね、ドラマ。
    動いて話す瀬名と南が見たい!
    2人の空気感が絶妙だったな〜。
    みんな一生懸命で必死に生きててよかった。

  • 最高です♪

  • 会話の一つ一つがとてもお洒落で勉強になりますね。

  • ひとつひとつの描写やセリフが大好き、憧れる。

  • 何もかも上手くいかないお疲れ気味のときに読む本。ドラマが好きで、大人になってから小説を読んでみたけど、やっぱり北川悦吏子ってすごいなぁ。朝ドラ見ればよかったなぁ。ドラマを見たことがない若い方にもオススメです。南が可愛い。幸せになってくれと思わずにいられない。結末知ってるのにハラハラする北川ワールド。

  • なにかのきっかけで話に出たことで、あらすじから結末までどうだったかな、と思い出したくて再読。懐かしいセリフも目白押し。携帯もスマホもインターネットもなくて、連絡手段は固定電話、公衆電話だった時代のラブストーリー。/(人生の)脇役をカメラは追いかけない、主人公にはなれない、鉄則だ/映画スティングのサントラ盤ソラス/恋愛なんてタイミングなんだからね。タイミング・オンリー/好きなものは好きなんですよ!好きって気持ちは止められないから世界で一番えらいんですよ!!/いい人だけど、いい人で優しいけど、いろんな人にやさしくて、いろんな人ちょっとずつ傷つけるんですよね/ひとりでしあわせでいられない人は、誰かといてもしあわせになれないんじゃないかな/

  • 2017/5

  • この度数年ぶりに再読。

    結末わかってても、ベタでもやっぱおもしろいなあ。
    なにげに名言多し。
    桃ちゃんが良いよね。
    瀬名と対照的な大人の男・杉崎さんも良い。

    笑いのツボが同じってのは必須ではないのかもしれないけれど大事よね、とこの作品読むたびおもう。

    「何やってもダメな時ってあるじゃん。うまくいかない時。そんな時はさ、神様がくれた休暇だと思って、無理して走らない。焦らない。頑張らない。」

    (2016.7.3)

  • ロンバケ大ファン!
    TV DVDで泣いて本でも泣いて(p_-)

  • 恋愛で「あーあるある!!」ってシーンが後半になるに連れ多くて共感できた。予想できるラストだけどハッピーエンドだから読んでなんか恋っていいなって思えた。

  • セリフがもう頻繁にでてくるので
    読みやすい。

    でもあまりにも、セリフが多すぎて最初は戸惑う。

    ああ、やっぱりな的ラストをもう少し捻って欲しかったけど
    面白かった。

  • すっごいドキドキした!素敵な恋愛小説です。

  • キムタク主演の話題作。日常の恋がテーマ。
    なにも上手くいかない時は人生の休暇でロングバケーション。

  • (メモ:高等部2年のときに読了。)

  • 結婚式当日、花婿に逃げられた南はそこにいたルームメイトの落ちこぼれピアニスト瀬名と共にルームメイトになる。男女の恋愛、友情などをコミカルに描いた話題作です。

  • モデルの南は、結婚式当日に婚約者に逃げられてしまう。そこで、婚約者を探しにすんでいた部屋に行きそこで瀬名に出会う。お互い違う人に恋をしてうまくいっていると思ったのだが、南と瀬名は徐々に惹かれあっていきます。この作品は、ドラマになり、世間を騒がせました。私は、再放送で見たのですが、とてもはまってしまい、見入ってしまいました。二人の気持ちのすれ違いや気持ちがとてもよく描かれていて面白い作品です。

  • 「私、思ったんだ。ひとりでしあわせでいられない人は、
    誰かといてもしあわせになれないんじゃないかな」というセリフには妙に納得。

    「何やってもダメな時は、神様がくれた長い休みだと思って、
    無理して走らない、焦らない、頑張らない」
    「そしたら?」
    「そうしたら、そのうちよくなる」

    何をやってもダメな時って、誰にでもある。
    つい自己嫌悪に陥ってしまったり、無気力になってしまったりしがち。
    でもよく考えてみると、そのダメな時間は、まだまだ長い人生の途中にある、ある一定の期間。
    ジタバタせずに、流れに身を委ねてみたら、案外良い方向へ動いていくかもしれない。
    少なくとも、クヨクヨ悩むよりは、精神衛生上良いのかも。

    でも、ロングバケーションの最終日は、自分で決められることには気づかないといけない。
    いや、自分しか決められないことに気づかないといけない。

    最終日を決めることができたとき、人は自分が抱える壁を越えられるんだろうな。

  • 結婚式当日に相手に逃げられた葉山南31歳は結婚するはずだった人のルームメイトで年下の瀬名秀俊と出会う。一緒に暮らしていくうちにお互い欠かせない存在になるが、いざとなると素直になれない二人。南は会社をクビになったり、瀬名は失恋したりとお互いに支え合う。南は会社の人に結婚まで申し込まれるが、どうしても瀬名のことが気になる。瀬名も南のことが好きだと気付き、最後は結婚式に二人で走って行くところが印象的である。

  • とてつもなく印象的なドラマだった
    河川敷のあのシーンは好き
    今思うとすごい豪華なキャスト

  • うまくいかない時。そんな時はさ、神様がくれた休暇だと思って無理して走らない。焦らない。頑張らない…自然に身を委ねる
    http://www.touchingword.net/detail.php?id=865

  • 『・・・瀬名さん。いい人だけど、いい人で優しいけど、いろんな人にやさしくて、いろんな人ちょっとずつ傷つけるんですよね』優しいだけじゃ、生きていけない。でも、やさしさがないと色褪せるよね、人生が。

  • 言わずと知れた。このドラマ大好き〜

  • ドラマが好きでした。瀬名と南のやりとりがすごく好きでした。他愛ないやりとりとか。いつか自分もこんな風に時間を過ごしてみたいなと思います。
    もう何度読んだことか♪

  • 2005

  • 芸術系の大学に通う大学生になりたい今日この頃。

  • 北川さんのドラマ大好きで、本も読んでみた☆恋がしたくなるお話♡2005.夏

  • 瀬名ー!!南ー!!

  • じつはドラマを見たことがなかったので読んでみました。一気に読める、とっても読みやすいシナリオ風。音楽の話なので、やっぱ音のあるドラマも一話くらいはみとこうかな。

  • 【結婚式当日、白無垢姿の葉山南(31)は、花婿の住む部屋へと走る。しかし、そこにいたのはルームメイトの瀬名秀俊(24)だけ。花婿は逃げたのだった。行くあてのない南は、強引に落ちこぼれピアニスト・瀬名のルームメイトになる。人生で最もパッとしない時間を、ふたりは共有することになる。モデル仲間の桃子、南の弟・真二、瀬名の心の女神・涼子…それぞれのあやふやな季節が重なっていく。木村拓哉・山口智子・竹野内豊・松たか子出演のメガヒット・ドラマ「ロングバケーション」完全ノベライズ。 】

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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