ココナッツ (角川文庫 や 28-8)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 765
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041970089

感想・レビュー・書評

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  • 中学生女の子が主人公の軽い推理小説。
    かわいい恋心の交差するなか事件の真相に迫る。

    なぜタイトルがココナッツなのかわからなかったけど、タイトルに惹かれて手に取りました。

  • コバルト文庫から刊行された「アイドルをねらえ!」を改題・加筆訂正したもの。「チェリーブラッサム」の続編にあたる。
    実乃の街で人気歌手、黒川洋介がコンサートを開くことになった。実は彼はこの街の出身で、実乃が恋心を寄せるお坊さんの永春さんの同級生。今回はこの洋介をめぐってある事件が勃発。実乃も便利屋の父親とともに事件解決へ乗り出す。
    「チェリーブラッサム」よりはラブ要素がややアップ。何を隠そう、私は永春さんが結構好きだ。今現在彼と私は同い年のはずなのだが、どうも実乃の視線で彼を見てしまい、ドキドキする。

  • チェリーブラッサムのその後を描いた話
    前作のキャラクターがますます魅力的に描かれています。
    永春さんの同級生が歌手として成功して地元に戻ってきて…そのなかで起きる事件
    さらにわかってくる背景にある人間関係
    恋愛要素もでてきて、ドキドキワクワクの一冊です!
    続きが気になるんですがこのシリーズはここで終わりなので…
    悔やまれます

  • ココココッココッココー!違うか。

  • 随分昔に読んだものを再読。

    なかなか面白かったという印象があったのですが、その頃からさらに年を重ねてしまったので、物足りないというか腹に落ちないというか。

    読む本の傾向が変わり、目が肥えたせいで、少しミステリータッチの話がかえって肌が合わなく感じたかもしれません。

  • はじめから共感できる部分が多かった本という記憶。

  • ラストのほう、甘酸っぱくて好き。曖昧だったのに、好きだって気づけてよかったね。お嫁さんになれてるといいな。スグル?だっけ 彼も幸せになってほしい。永春さんのファンです。実乃うらやましい。続編読みたいです。

  • これ、続編だったんだってあとがき読んで知りました。
    だからチェリーブロッサムも読んでみたい。
    お話としては、ジュニア小説なだけあって簡単に読める推理物。
    山本文緒ってこんなのも書けるんだってびっくりした。
    あたしの中の山本文緒イメージがちょっと変わりました。
    中学2年生の女の子と便利屋一家、お寺の永春さん、同級生の男の子のお話でした。
    ちょっとクールな永春さん素敵だなって思いました。

  • 他の作風とはちがってびっくり。ジュニア小説だったのね…

  • さくさく読めて、いいと思います。
    内容もどたばたしてておもしろいし。

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著者プロフィール

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

「2023年 『私たちの金曜日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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