硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)

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著者 : 貴志祐介
  • 角川書店 (2007年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (604ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979075

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硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)の感想・レビュー・書評

  • 面白かったです。キャラクターに味があって追っかけたい。
    でも、皆さんが言ってるように長いしめんどうだし、で、斜め読みの骨頂のように呼んでしまった。
    それで内容がわかる

  • 久しぶりに本格を読んだ。
    前半と後半とで随分雰囲気がかわる。前半が挑戦で後半が解答。前半だけで解答を見つけたかった。
    2017/4/26

  • これがシリーズのはじまり。長かった。

  • これほどまでに長編にしなくても成り立った物語なのでは?とも感じた。
    榎本と青砥が初めて出会う事件でもあり、それなりの説明は必要だったとは思うのだけれど。
    主要な登場人物のふたりがいい。
    青砥のまったく方向違いの推理も、捉えどころのない怪しげな榎本の論理的な推理も、とても面白かった。
    トリックそのものについては、「えっ??」と驚かされた。
    出来ることをさせる・・・なるほど、考えているなぁと。
    犯人の視点で描かれた犯行の裏側にあれほどの枚数を割く必要があったのか、という疑問はひとまず置いておく。
    終盤に語られる榎本のポリシーが、いったいこの人の過去に何があったのか?と思わせる。
    盗みは許せるけれど人殺しは許せない。
    犯した罪の軽重は関係ないのでは?とも思うが、たしかに殺人は許されるべきことではない。
    榎本の過去はいったいいつ明らかになるのか。
    きっといつかは貴志さんが書いてくれるだろう。
    楽しみのようでもあり、いつまでも謎のままでいてほしい気持ちもあり、といったところだ。
    シリーズを追うごとに二人のキャラクターがより一層はっきりとしてくる。
    二人の軽妙な(不思議な)掛け合いが、この物語の魅力のひとつかもし

  • 内容紹介

    日曜日の昼下がり、株式上場を間近に控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラス。オフィスは厳重なセキュリティを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠をとっていた専務が逮捕されて……。弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。日本推理作家協会賞受賞作。

    内容(「BOOK」データベースより)

    日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。

    内容(「MARC」データベースより)

    エレベーターに暗証番号、廊下に監視カメラ、隣室に役員。厳戒なセキュリティ網を破り、社長は撲殺された。凶器は? 殺害方法は? 弁護士純子は、逮捕された専務の無実を信じ、防犯コンサルタント榎本のもとを訪れるが…。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    貴志祐介
    1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、フリーに。1996年、『ISOLA』が第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格―ISOLA―』と改題、角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第四回ホラー小説大賞受賞、100万部を超えるベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 密室殺人のトリックを解き明かすのに色々な手法を一つ一つ理詰め検討し、最後に奇想天外なトリックを解き明かす。色んな防犯対策と鍵の種類が出てくる。青砥淳子のキャラクターが愛らしい。

  • 介護会社の社長が完全な密室で殺された謎に迫る、貴志祐介が描く本格ミステリーです。
    僕の知ってるミステリーは、全てに伏線が張ってあり、それらが回収されていく事が多かったのですが、貴志祐介のミステリーは行き止まりがいくつも存在するところが面白かったです。
    間違いがいくつもあり、何度も一からやり直す、と言う読ませ方は斬新でした。
    貴志祐介の描く人間(主に主人公が多い)の、世間からはみ出している訳では無いが、少し影のある感じが好きです。

  • 続編は読まなくてもいいかなぁ。

  • お菓子みたいなもん

  • うむうむ、面白かったのです。貴志祐介、流石やなあ~と。
    「黒い家」や「クリムゾンの迷宮」が好きだった身としては、最初にこの本の存在を知った時は「え!?貴志祐介が、本格推理物?全然想像つかへんなあ。大丈夫なの?おもろいの?」って、かなり疑心暗鬼だったのですが、

    同じ貴志祐介好きの読書仲間からね、結構しっかりプッシュされてて、まあ、読んでみっか、と、手に取った次第でしたが。

    おもろかったです。うん。大満足ですね。一切内容知らずに読み始めて、長編作品なのか短編集なのかも知らずに読み始めたのですが、そういう、事前知識一切なしでスタートする読書も、良いものですよね。

    ある意味「貴志祐介」というブランドだけを信じて読み始める。「あの作者なら、しょーもないものは書かないだろう」と信じて読み始めて、実際におもろい本を読んで、満足する。うむ、読書の愉悦なのだなあ。

    前半の、起きた殺人事件に対して、「あんなトリックちゃう?こんなトリックちゃう?」って、色んな可能性を一つ一つ提示しては「アカン。ダメやコレでは」って消去法で消していくストーリー展開とかね、贅沢ですよね。上手い事言ったら、それで一つ、短編推理小説のネタになるであろうトリックを、わざわざ「無理。コレは無理」って、却下しちゃうんですから。

    貴志さん、別の短編で、そのネタ使ってもいいんちゃいますか?なにしろバチバチのストーリーテラーなんですから、、、使い回し、しちゃいましょうよ、と、いらぬおせっかい気持ちすら、わいてしまったのでした。

    で、後半になると、一転して、犯人の側からの視点となる、と。
    まあ、人間ドラマですわね。何故に彼が、犯行に至ったのか?となるまでの人生を、駆け足ではありつつ、丁寧にこうね、描写するわけです。
    個人的には、こっちの章の方が、グッときました。とある犯罪の、背景に潜む、人間ドラマ、ってヤツですか。
    こういうのを読むと、貴志さん、優しい人だなあ、って思うんです。
    ホンマに優しい人なんかどうかは、もちろん存じ上げないのですが、お会いしたこともないですし。お会いできる機会もないでしょうし。
    でも、好きなんですよね。こういう物語を、こういう文章を書くことの出来る人が。

    激烈に本格推理ガチガチな訳ではない。激烈に人間ドラマでお涙頂戴な訳ではない。ある意味中途半端?とも言える物語構成なのかもしれませんが、個人的には、どっちも楽しめる、ちょうど絶妙にうまいところをついた、いい塩梅の構成でした。お見事でした。

    あと、文庫版巻末の対談で、法月倫太郎さんが言及されておられたのですが、
    第二部?っていうのかな?後半の部の、犯人役、椎名章が主人公になるパート。これって、開始した最初の方を読んでいる段階では、犯人役ではなく、探偵役の榎本径の幼少時代を語っているのではないか?って、ミスリードできますよねえ?そういう面も、上手いなあ~って思った次第です。

    いやしかし、防犯コンサルタント探偵・榎本径と、弁護士・青砥純子のお二人のコンビ、魅力は抜群です。他作品も、モリモリと読んでいきたい。そう思わせる魅力は十分ですな。いやあ、貴志祐介、流石です。

    それにしても、榎本径。何故にあれほどまでに、殺人を嫌うのか。本人も相当に、怪しい経歴を持っているだろうに、色んな犯罪に手を染めているだろうに、何故にそれほどまで頑なに、殺人を嫌うのか。で、貴志祐介は、何故にそんな人物を、主人公として設定したのか。「悪の経典」の主人公、蓮実聖司は、あれほど躊躇なく殺人を行ったのに。この両極端さ。面白いですねえ~小説って。

  • 前半で犯人が全く分からなかった。
    なので後半は予想外でした。

  • 著者初、密室を舞台にした、本格ミステリー小説!

    エレベータに暗証番号、廊下に監視カメラ、隣室に役員。厳戒なセキュリティ網を破り、社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。弁護士純子は、逮捕された専務の無実を信じ、防犯コンサルタント榎本の元を訪れるが--

    見えない殺人者の、底知れぬ悪意。異能の防犯探偵が挑む、究極の密室トリック!「青の炎」から4年半、著者初の本格ミステリ!
    日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号。廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。

  • うーん、久しぶりの分厚い小説。
    これぞ本格ミステリっていう、がっつりミステリ。
    トリックに主題をおいたミステリも、やっぱりいいわあ〜。
    けど実際はトリックの説明が細かすぎて、70%くらいしかイメージ出来てない気がする(笑)
    ホームズとワトソン役のキャラクターもなかなか良い。
    特にガチの犯罪者でありつつ、防犯コンサルタントをしている榎本はいい。
    なんというかカワイイ。
    あと犯人のキャラすごい書き込んでるのがすごい。
    若干ページさきすぎな感もあるけど。
    まあ総じて、なかなかに面白かった(^ω^)

  • 詠みやすかった

  • 飽きさせない文章だし、
    人物像もしっかりしてるし
    本としてはいいんだけど、
    密室トリックと犯人がイマイチ納得いかねー。

  • ドラマで見ているはずなのだが、大雑把なトリック以外はほぼ忘れていた。一番不満なのは犯行動機で、そもそも裏金だから盗んでも通報されないかも、という話だったのに、絶対に警察に追われる殺人を犯そうとする意味がわからなかった。これだけ頭がよく行動力もある犯人が殺人のリスクに気づかないわけはないと思う。まあもっとも、そんなことを言いだしたらミステリー小説は始まらない。榎本の魅力的なキャラクターや専門知識、読みやすい文章でこれだけの長さを楽しんで読めた。

  • 貴志祐介なのに正統派ミステリー。女弁護士青砥純子と防犯コンサルタント榎本径が密室殺人事件の謎を解いていく。榎本がいい感じ。後半は犯人の視点から犯罪に至るまでの背景からトリックまでを詳細に書いていてこれも面白い。ただ殺人まで犯さなくても良かったのに…とは思う。シリーズ物らしいので自作に期待。

  • 昔すごく好きだった貴志祐介のミステリーつうことで。
    防犯コンサルタントの男と、女弁護士が会社内で起きた密室殺人事件の謎を解いていく話

    防犯や鍵に関する説明やロボットの説明の部分は、今の私には頭が痛くなったが、全体的には読み応えのあるおもしろいミステリーだった

    防犯コンサルタントが実は泥棒もやっているという設定のおかげで、あらゆる場所に忍び込むことができて普通ならわからないややこしい問題が解決できて便利そう

    前半は、弁護士と防犯コンサルタントがあらゆる方法を思いついては試して失敗し、隅から隅まで調べつくすというのを繰り返しながら、密室殺人のトリックに迫ろうとする話。
    どんな最新のものでも、プロの手にかかったらマジ意味ないと思わされるほど鍵が意味ない

    第2部は犯人が事件を起こすまでを丁寧に書いてあって、前半は犯人見つかれ!と思っていたのに後半は犯人に肩入れしてしまい、無事にみつからないでくれ!と願ってしまっていたから、作者すごい。
    せっかく親父にめちゃくちゃにされた自分の人生を挽回できるチャンスだったのに、、、、と最後は頭の回転がいい防犯コンサルタントを恨むくらいの気持ちになった

  • 防犯の勉強出来たw
    ストーリーは2部構成で、感情移入しちゃって犯人側にも逃げ切って欲しいと思いながら読んでしまった。

  • 密室トリックをテーマにしたシリーズ。

    名探偵役がセキュリティショップの店長(泥棒)というのは面白い。ただ内容に凝りすぎていまいちまとまってない気がするなぁ。犯人役の重い重い生い立ちの話も、それはそれで読み応えはあるけども、結局はお金が必要な物盗りって事だしね。被害者との関係で、
    ドロドロとした動機とかあるわけではないし。

    大筋のストーリー、設定内容に対して、
    ちょっと分量、ページ数が多すぎたかも。

  • 榎本シリーズ第一弾!密室トリックは未だねた切れではないぞ!!!という事を伝えたくて、あえて密室トリックのみにこだわった作品らしいですけれど、完全犯罪をもくろもうと思うと、ここまで緻密に練り上げなくてはいけないんですねぇ〜。 ま、それさえも、ちょっとした事をヒントに見破られてしまうんですから、犯人が気の毒でしょうがなかった(^^;;

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