狐火の家 (角川文庫)

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著者 : 貴志祐介
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年9月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979082

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狐火の家 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 美人弁護士と防犯コンサルタント(本職は泥棒)のコンビが、密室殺人事件を推理するシリーズもの。

    「狐火の家」「黒い牙」が良かったです。他2篇は貴志祐介作品にしては物足りない。

  • 言葉選びが面白い。

  • 状況設定も密室の構成の仕方も非情に独創的なのに、ど真ん中の本格ミステリという印象。

    「狐火の家」
    視線の密室+物理的密室。途中で仮の真相が明かされるが、それもあり得そうな感じ。真相自体は前例がありそうだけど、物語性の強さが素晴らしい。

    「黒い牙」
    蜘蛛だらけの部屋の中で起こる密室殺人。この状況下でなければできない物理トリックもさることながら、この登場人物の性格でなければできないところが面白い。

    「盤端の迷宮」
    密室トリックはさておき、状況設定およびそれ以外のトリックの真相が面白い。また、それが解かれていく過程もよかった。

    「犬のみぞ知る Dog Knows」
    事件関係者全てが変態。事件も変。主人公二人もなんか変。

  • 謎多き?防犯コンサルタント榎本径と美人?弁護士青砥純子の迷コンビが活躍する防犯探偵シリーズ第二弾。

    今回は短編集ですが大変濃い内容になっております。

  • 防犯探偵シリーズ2作目。短編4作。
    どれも面白かったですが、後味はあまりよくないかなぁ。特に「黒い牙」は衝撃。そこまでするかと。表題作は最後が恐ろしい。いろんな意味で。
    あと合間合間に入る純子のツッコミが何気に楽しかった。

  • 「硝子のハンマー」から続く榎本&青砥コンビの第2作。

    こちらは短編集になっている。そのすべてが密室だが、意図的に密室にしたものもあればしたくなかったのに密室になってしまったものもある。
    「密室」って難しいんだなー(笑)
    ただ鍵を閉めれば密室になるってんじゃない。誰かが見てて(出入りしたら分かってしまうから)密室になる、という話が表題作の「狐火の家」。意外なトリックと、榎本の意外なほどのフットワークの軽さ!…と、悪さ(笑)青砥さんの天然にも磨きがかかってます。ちょっと後味わるい。前作もそうだったけど、犯人の独白には恐ろしさを感じる。なぜこんなことをしたのか、いろいろ理由はあれ、殺人というのに「正義」はない。なんというか「業」を感じます。
    重い密室事件だけではなくとても軽いものもあってバランスがいい。
    榎本の胡散臭さは回を増すごとに深まっていってますが(笑)
    青砥とのコンビ、もっとずっと見ていたいなあ。
    ということで3作目にも手を出しました(笑)このシリーズ、続いて欲しい。

  • 連作ミステリ。後半に行くにつれ、タッチの軽い物語になっていったような。貴志祐介らしく感じたのは最初の2作、狐火の家と黒い牙。

    特に、黒い牙のトリックは気持ち悪さが流石と言わざるを得ない(笑)

  • 硝子のハンマーと比べると短編だから細かい内容が格段に落ちてしまいちょっともやっと感が残るかも。
    でも変わらずいいコンビ。
    榎本さんが女性に対して結構積極的で一人でニマニマしてる。

  • 短編集。
    「狐火の家」感想
    旧家で中学3年生の長女が殺された。
    死因は突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたためとみられた。
    玄関には内側から鍵がかけられ、事件当時は家全体が密室の状態にあった。
    第一発見者の父親が容疑者として警察に連行されてしまうが・・・。
    榎本の助言もあり父親は釈放されるが、犯人はわからないまま。
    素行不良で行方の知れない長男に疑いがかかるが、榎本の態度はすっきりとしない。
    犯罪を犯した人すべてが悪い人だとは限らない。
    けれど、人を殺してしまった人は、やっぱり人として超えてはいけないハードルを超えてしまったのだと思う。
    一度目より二度目。ハードルはさらに低くなっていく。
    哀しい結末だった。
    榎本にとっても残念な結果だっただろう。
    けれど、「殺人は許さない」という榎本のルールは変わらない。

  • 硝子のハンマーから続く、榎本径と青砥純子の密室ミステリーシリーズの第二弾。キャラクターがさらに際立って面白い。短編だが十分に推理を楽しめる。表題の狐火の家は一度謎解きをしてから敢えて覆す、作者のストーリーの深さに脱帽。

  • あっさりと読める。ただそれだけ。ワクワク感、ドキドキ感もない。このシリーズ、あんまり好きやないかも。(^0^;)

  • 短編それぞれ、とても読みやすいナリ。
    初心者向け。
    シリーズモノですが、前作知らなくても全く問題ナッシング!
    重いストーリーが好きな人はチョット物足りないかも。。。

  • なぜかシリーズ第一作目と勘違いして読み始めたんですが、これは二作目で一作目は長編だったんですね。大昔に読んだ他の貴志祐介作品とはちょっと経路が違うイメージでした(記憶があいまいなせいかもしれないけど)。
    さくさく読める密室絡みの短編が4作。個人的に4作目はおふざけが強すぎておまけみたいな印象。メインキャラふたりにそんなに魅力を感じなかったので、一作目に戻って長編を読むかは迷うところかな…。

    ☆追記:あー、これドラマ化されてたんですね。3作目のタイトルに聞き覚えがありました。ドラマ未見の感想です。

  • 2015.11.20
    4篇入ってる短編集。黒い牙 と 犬のみぞ知る がコメディタッチなんです。そこをどう取るか…なんですけど、私的にはナシかなぁ。黒い牙 読むのはものすごく時間がかかったし。
    あと、ドラマをすでに観てしまってたので、ネタも割れてたのも原因。とにかく時間がかかりました。

  • すっかり密室弁護士になった青砥純子と榎本径の掛け合いが楽しい。
    概ねの展開はドラマで見たまま。
    アウディA3に乗る美人弁護士青砥のキャラクターは、「黒い牙」で崩壊し、「犬のみぞ知る Dog knows」で完全なコメディエンヌに成り下がる。
    ところで、さすがにこの役を美人女優にお願いするのは気がとがめたのか、ドラマでは佐藤浩一さん演ずる敏腕弁護士が担っていた。目が泳ぐ佐藤浩一さんの演技は絶妙だった。

  • 密室をテーマにした短編集。
    短編集とは知らずに購入したので、
    第1話の狐火の家の話があっさり終わった瞬間に拍子抜けしてしまった。

    貴志祐介は突拍子もないストーリーに、
    色々な考証とか設定を盛り込んでいくスタイルで、読み応えがある作品が多いのでだいぶ期待と違ったかな。コミカルなストーリーは違う人の作品を読んでるみたい。つまらなくは無いんだけど。

  • 2015/08/12 - 2015/08/dd

    長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが…(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾。

  • 榎本・青砥コンビの本格ミステリー第2作。短編なのでトリックの解明がメイン。深みはないが、バラエティに富んだ内容だ。ただ、榎本と青砥のやりとりが若干減ってるのは残念。

  • あまり考えずにどんどん読めるのがよい。
    『狐火の家』がおしい感じ。
    これは長編で読みたかった。

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狐火の家 (角川文庫)の作品紹介

長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされて柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関は内側から鍵がかけられ、完全な密室状態。第一発見者の父が容疑者となるが…(「狐火の家」)。表題作ほか計4編を収録。防犯コンサルタント(本職は泥棒?)榎本と、美人弁護士・純子のコンビが究極の密室トリックに挑む、防犯探偵シリーズ、第2弾。

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