狐火の家 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 3689
感想 : 297
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041979082

感想・レビュー・書評

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  • これがこうなってドラマか!

  • 防犯探偵シリーズ2作目。前作と違い、短編集なので読みやすい。
    青砥さんのキャラがどんどん崩壊していくので、やりとりで話をつなげていこうという意図を感じた。
    著者の得意分野(?)なホラー的な要素もあり、読みごたえはあった。しかしながら、どうしてもトリックありきのストーリーは否めない。トリックは良いが動機についてももう少し語ってくれた方が分かりやすいと感じた。

  • 最後この話はなかなかのチョイス まあ貴志氏のファンならとりあえず位 おそらく作者が論理肌すぎて、推理している時の「可能性」の狭め方がちょっと作為的に感じるなぁ

  • ありとあらゆる可能性を一つずつバサバサ切り捨てていくこの感じが、独特のテンポ感を生み出してるんだな。いよいよ次は、ラスボス...!

  • テンポ良く読み進められた。このコンビ好きだ。

  • いつも通り面白かった。
    次読む本も、榎本さんのシリーズ(もう図書館で借りてある)

  • 短編四篇。「狐火の家」はシリアスミステリー。犯人を狂わせたのは狂気を孕んだ家族愛?「黒い牙」どんなに裕福でもこんな趣味の旦那は無理。耐えられない。「盤端の迷宮」殺人は許されないけど、被害者も加害者を殺したも同然。「犬のみぞ知る」ずいぶん趣が変わって、ユーモアミステリー?

  • 表題作の人間模様の描き方、すごく切ないけれど好きです。ラストの余韻も。黒い牙は生理的にキツかったです。でもこれはホラーを書く貴志さんらしいのかな。実際あの状態を糸で縫うとか出来上がったものはそれで大丈夫なのかとかとても疑問にはなりますが。ラストの犬のみぞ知る、は軽いけれどラストの一文で解決するところがすごく気持ちよかった!ドラマを何話か見ましたがテイストを変えているのに上手く料理していたと思いました。でも本好きとしては原作を先に読んだ方がよかったかな。

  • 防犯探偵シリーズ第2弾。中・短編集。

    解説は千街晶之氏。この人の考察っていつも自分とは全然違うなぁと感じる
    ■狐火の家
    最後になって突然犯人目線の述懐が入り事件全容を説明。そういう手法嫌い
    ■黒い牙
    クモの名前www
    謎が解けてオワリ。そっけない
    ■盤端の迷宮
    謎が解けてオワリ
    ■犬のみぞ知る Dog Knows
    バウリンガル「お腹空いたよ」がかわいい
    謎が解けてオワリ。最初から最後まで喜劇風。人死んでるんだけどなぁ~でも嫌いじゃない

  • 前作に引き続き推理の時間に犯行方法を列挙しては「それは違う」と切り捨てまくるんだけど、中にはオチに使ってもいいようなものもあって、それもあっさり捨て去ってて、すごい強気。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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