- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041979082
感想・レビュー・書評
-
以前の硝子のハンマーの続編
榎本と青砥のコミカル?独特なやりとりが短編集となって繰り広げられている。
前回のように多く絡んでいるわけではないが、お互い持ちつ持たれつのような関係性にも見える。
特にだが狐火の家のラストはショッキングだった。まさかこんな終わり方をするとはと何とはなしにひぐらし業を思い出してしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
記録
-
'22年7月21日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ作品中、聴き終えたのは三作目です。
「ミステリークロック」、「硝子のハンマー」と聴いてきて…本作は、僕にはパワーダウンと感じられました。
中では、どうかな…「狐火の家」が、やはり一番聴き応えがあったかな。結末も、イヤミスっぽくて、ゲンナリ。
「黒い爪」に出てくるオタク(失礼!)が、気持ち悪くて、こちらもゲンナリしました。この辺は、語り手さんの力量を感じました。
あとの2作は、僕にはイマイチだったかな。まあ、「硝子のハンマー」が強烈だったので、余計そう感じたのかも•́ ‿ ,•̀
満足な点も…「黒い爪」では、純子さんが最後の解決を!これは、嬉しかったです。いつもお間抜けな純子さん、よく頑張った!アハハ♪~(´ε` )
-
美人弁護士と防犯コンサルタント(本職は泥棒)のコンビが、密室殺人事件を推理するシリーズもの。
「狐火の家」「黒い牙」が良かったです。他2篇は貴志祐介作品にしては物足りない。 -
防犯探偵シリーズ2作目。前作は長編で楽しめたのだが、今回は4つの中編とあって先入観も手伝ってかドラマの原作感が拭えない。このままずっと密室縛りで展開するんだろうか。探偵役・榎本も弁護士の青砥先生もそこまで魅力的には感じられず、よほどの密室ファンでないとキツいかも。
最後を除く3作はまあまあだったが、『黒い牙』のトリックはちょっと無理がある。オチも含めてなかなか恐ろしかった。4編すべて動機がしっくりこないのが、好きになれない要因かもしれない。 -
防犯探偵シリーズ第2巻と知らずに買ったので読むのが一苦労したけど、面白かった。
貴志祐介さん、サイコ寄りのホラーやミステリーだけでなくこんなコメディー要素のあるミステリーも書けるのか…と完敗した気分。
ちょっと面白みがあり癖のあるトリックがみたい人におすすめ。短編だからサクッと読めるのも凄く良い。
特に好きなのは蜘蛛のやつ。
今まで色々なミステリーみたきたけど
忘れられない謎解きの一つ。 -
主人公が弁護士のくせに迂闊すぎるのが違和感あった。
でも雰囲気がホラーチックでおどろおどろしいのは気に入った。 -
表題作は面白かった
クモのやつは、トリック含めゾゾゾってした。
2021.4.7
47