仏教の思想 4 認識と超越<唯識> (角川文庫ソフィア 109)
- KADOKAWA (1997年6月20日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041985045
作品紹介・あらすじ
アサンガ(無着)やヴァスバンドゥ(世親)によって体系化の緒につき、日本仏教の出発点ともなった「唯識」。仏教思想のもっとも成熟した姿とされ、ヨーガとも深い関わりをもつ唯識思想の本質を浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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読み終えると、何となく唯識がわかった気になるのが、この本のすごいところです(笑)
実際に良書で、佛大のテキストに指定されています。
唯識3年、倶舍8年と言われるように、アビダルマに比べて、とっつき易いのは確かだと思いますが、理屈では理解できないのが、唯識をむずかしくする理由だと思います。
しかしアーラヤ識を、何らかの脳機能の変性と考えず、輪廻思想への迎合と考えるのは私だけだろうか?
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