- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041986028
感想・レビュー・書評
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話題は古いのですが、
切り口は今だ精彩詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20代でこの落ち着きというか貫禄
27歳、という人生の長さを語る箇所を発見し、愕然。
20代でこの落ち着きというか貫禄まで感じる文章を
書かれていたとは。
槇原敬之に対して
「この人は、人前で歌を歌うような人間ではない。
だのになぜこのような(レコード大賞や紅白のような)
王道を進むことを許されているのか。
顔の美醜を言っているのでない。
もっと根本的なことである。
表現的に不適切かもしれないが、人種が違う、
そこに一緒に並ぶんじゃない、という感じなのだ。
というような辛辣とも取れる言葉が並びますが、
テレビに、芸能人に対して、自分の名前を出してここまで
語るという責任。
テレビに出るのではなく、あくまでも文筆メインの方
(NHK婦人百科には、出たとのことですが)
だからこそ、ここまで語れ、面白いんだろうなと感じました。
91年の段階でバラエティの笑い屋不用説を唱えていたりで、
テレビ番組の世界の困った部分はもう20年変わらないのか、
という事もわかり、この部分は2014年の今のテレビを取り巻く環境
を見ると、ちょっとさみしくもありました。 -
こういう人が再び現れてくることを心底願っております。(12/6/16)
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ちょっと古くて「ん?」と思うものも多いです。
今生きてたらなあ、とほんとに思う -
消しゴム版画家の痛快TVコラム。いい!この辛口。こういう風にテレビを冷静に観て文句いうのも面白そう。一体誰なら許せるor好みはどんな人だろうなとふと思った。
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相変わらず、分析が鋭くて感心する。目の付け所のセンスってどうやって養うのだろう?感性か?(2007.11.16)
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鋭い批評はストレス発散になります。
これだけしがらみなく色々なことが書ける人は今はいないでしょう。 -
素晴らしい。
そのとおり!!と言いたくなる気持ちと、よく言った!!という気持ち。
読み終わってスッキリ。