サランボオ (上巻) (角川文庫)

  • 21人登録
  • 3.29評価
    • (0)
    • (2)
    • (5)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : フロベール
制作 : 神部 孝 
  • 角川書店 (1953年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042014027

サランボオ (上巻) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • そでに「女神官「サランボオ」の至純の恋。」と書いてあるけれど、上巻はほぼカルタゴとカルタゴの元傭兵との戦争物語。槍兵が隊列を組んで移動するところなど、岩明均の『ヒストリエ』を連想(『ヒストリエ』は『サランボオ』の100年前)。

    なにごとにおいても描写がこってりしていて、つづれ織りの時代絵巻を眺めるようなゴージャス感。しかしサランボオに恋するマトオが「好きだ!殺したい!」と狂っていて、紀元前からストーカーか...と。下巻に続く。

  • 上巻星3、下巻を4とした。
    ボヴァリー夫人に続くフロベールの長編、
    歴史スペクタクルである。
    人間とはこのように浅ましい動物であったのかという
    目を覆いたくなる場面がどんどこ出てくる。
    とくに下巻。
    各勢力、種族の欲望が渦を巻き、
    今日の勝者は明日の敗者、
    飢えをしのぐためにはし肉を喰らい、
    足りなくなれば弱ったやつを慈悲と称してぶっ殺す。
    きっかけもすべて、人の欲望であり葛藤。
    理性がなければここまで死人が出る。
    その恐ろしさと業の深さに人として戦慄を禁じ得ない。

    現代仮名遣いで再読したい。

  • リバイバル コレクション(上下巻セット)
    旧仮名遣い

  • うそ。ダメモトで検索したらあったよ。信じられない。さすがアマゾン! …あ、でも、在庫切れなんだな…。 

全4件中 1 - 4件を表示

フロベールの作品

サランボオ (上巻) (角川文庫)はこんな本です

ツイートする