仮面の男 (角川文庫クラシックス テ 1-3)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042020073

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと歯切れがよくないかな。半分読んで、疲れたのでやめたのだが、たしか地下にいる閉じ込められた兄弟が、三銃士たちにより助けだされる。仮面をつけたこっちがなぜといったものだったかと…三銃士たちは何処を旅していったいこれから何処へ行くのか帰るのかという雰囲気があるようだ。

  • 10月8日 大崎図書館チャンプルで借りました。
    三銃士の完結編、悲劇です。
    物事には必ず終わりがあるように、ルイ13世の下、縦横無尽の活躍をした銃士達にも衰えがくる。
    またそれは、ルイ14世が治める新たなフランスの産声をあげる前の苦痛のようにも感じられる。
    運命というものは必ず天運の強い人へ輝きを与える、それをまじまじとみることができる作品です。
    Toshi

  • 年を取ったダルタニャンと三銃士の話。悲しい展開が多く、痛快さを求めて読むとちょっと裏切られる

  • 映画とも宝塚とも違うラストでした。「ブルボンの封印」とも違う。

  • 本書は、ダルタニアン物語3部作の最後の一部だそうで、登場人物や話の流れがイマイチ分からずじまいでした。

  • 2009/12-2010

  • 「ブラジェロンヌ子爵」の後半部分。年をとったダルタニャン、アトス、ポルトス、アラミスの大活劇。名作とはいえ、アトスは本編にはまったく関わらずにひっそりと死んでいくし、ダルタニャンとコルベールの和解、物語後半のダルタニャンに対するルイの態度もいまいち理解できない。ついでに、ルイの弟フィリップがどうなったのか、すごく疑問だった。これで物語が簡潔というのも、読み物としてどこか中途半端。「これが名作?」と思わないでもない。しかし、名作の人間たちが微妙な日常間とともにあっけなく世を去っていく姿は不自然さよりもちょっとした感動を覚える。

  • 「三銃士」の最終巻。
    映画と結末は違いますが、映画も原作も好き。
    なんだか、最終巻って寂しいよなぁ・・・。

  • 三銃士と仮面の男の間のお話が読みたいです。

  • レオナルド・ディカプリオ主演映画「仮面の男」の原作本。ルイ14世治下の17世紀フランス。ルイ14世は、傍若無人な青年王で、その権力は絶大であった。そんな情勢の中、かつての三銃士の1人アラミスはルイ14世と、バスティーユ牢獄にいる双子の弟・フィリップとのすり替えを企てる。歴史も学べて一石二鳥な本です。銃士隊かっこいい!映画とは異なる物語にも注目。

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著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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