三銃士 上 (角川文庫 赤 20-9)

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  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042020097

感想・レビュー・書評

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  • 時代と文化を超えて読み継がれる作品だけにさすがの内容
    重厚でありながら明快な構成
    奇抜でなく魅力的な登場人物
    要を得た的確な文章とまったく素晴らしい
    子供向けに翻案したものを読んだことしかなかったので
    時代と文化の大きな違いによる人物造形の異なりに驚かされ面白い

  • ダルタニャンが、三銃士を見習いながら成長して行く。
    自分より、少し上の人達をみながら,学んで行くことの大切さを実感します。

    話題も,時代と地方を知るのによい。
    フランスの機智に飛んだ作品です。

  • 人形劇と映画化に影響されて父の書棚から拝借。ダルタニャンはじめプランシェ等従僕たちやボナシューみたいな脇役までそれぞれキャラが濃くてみんななんか可愛い。17世紀の欧州事情や宗教問題を知ってるともっと楽しめるのかな。訳はわかりやすかった。今のところ皆自己中すぎて「一人は皆の~」の要素がほぼないけど展開に期待

  • 上巻なのでとりあえずの☆4。
    無能とさんざネタにされるアンアンの原点がここに。や、原典か。王妃を王女にしたところが悲劇の始まり。って、そんな大げさなもんじゃないか。

  • 2008/02/18読了。
    デュマと金庸って似てるよね〜
    特に三銃士はまるっきり武侠と同じのりがする。騎士道=武侠って感じか。主人公一行が嘘つきまくろうが、理不尽に暴力的で迷惑かけまくろうが、面白ければオッケー。

  • ちょっと前に購入して途中まで読んだものをほっぽていて、最近読了。かっこいいのか単に抜けているのか素直なのか、とっても人間臭い感じのする四銃士さんたちが良い。「物好きな人間どもは、傷ついた鹿にたかって血を吸う蠅のように、君の涙を吸い上げてしまうからね」(p419)沈黙は不幸の唯一の喜び・・・って言葉から始まる、アラミスの台詞が印象的だった。昭和36年初版の訳だけど、言い回しの雰囲気が良いので私は好きです。

  • 上・下巻

  • デュマ節炸裂。

  • 購入済み(未読)

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著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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