ジーキル博士とハイド氏 (角川文庫 赤 114-4)

  • KADOKAWA
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042114048

感想・レビュー・書評

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  • 本当はハイド氏の方が本当の自分なのでは?ジキル博士側からの視点で描かれているが、これはハイド氏側からの視点ならばどうなるだろうか?読んでみたい。

  • 有名だったので読んでみたが面白くなかった。

  • 人間は善と悪の両方が存在して成り立っていて、それが「善だけの人間」「悪だけの人間」別々になってしまったとき…
    悪いことをしても、悪いことをしてしまったという自覚(罪悪感)があるうちは“善”の部分が生きている証拠で、そのバランスは人それぞれだけど、自ら律して生きることも出来る。
    悪いことを“悪”だと自覚出来なくなるのがいちばん恐ろしい。

    SF小説でありながら、善と悪という人間が逃れられない命題を問いかける作品。
    善と悪ならば、どちらが強いのか。
    一度悪に目覚めてしまった人間は、一体どうなってしまうのか。
    難しい問いかけだけれども物語自体はシンプルで、ページ数も少なく読みやすい小説。

  • 内容を知っているのに楽しめる。
    古典ってすごい!
    と思った一冊。

    久しぶりに再読してみても、駆け抜けるように読み切ってしまう勢いがある。

    善人の人格になる薬を作ろうと思わない辺りに人間臭さを感じました。
    「享楽」と言えば「悪事」なんですかね。

  • どれだけ否定しようとも、我々の中には悪が住む。
    嫌うから、否定するから、不幸になる。

  • 何となく知ってはいるけど読んだ事はなかった…ので読んでみた。

    何か、全部がなんとなく知ってるー…って感じでそのまま終わっちゃった。
    あ、それで終わり?みたいな。

  • hide and seek

    ドリカムの歌で知った。かくれんぼのことだそうだ。


    「ジーキル博士とハイド氏」というのは有名な話だ。
    薬を飲んで違う人間になる話。
    そして最後には戻らなくなって死んでしまう話。

    まぁ、間違いじゃなかった。

    今読んだのは角川文庫のものだけど、
    私がこの物語を知ったのは小学生のころだったから、
    きっとこれよりわかりやすく訳してあるんだろう。


    よく裏表がある人を二面性があるという風に他人が評するが、
    人が持つ面は二面だけだろうか。
    もっと持っているものじゃないだろうか。
    そしてそれは善と悪がはっきり分れるものでもないような気がする。

    とは言いながら自分がこの薬を飲んだらハイドよりもっと性質の悪い人間になると思う。

  • 内容を知っていただけに少し物足りない感じはあったが、それでも面白かった。

  • なんか昔から聞いていたあらすじとは違った気がする。
    多重人格を扱った作品というより、変身を扱った作品というイメージ。

  • 友達が口をそろえて「おもしろかった!」
    というから期待していたあまり、味気なかった。
    というより、有名すぎて、ストーリーを知っていたからかな。

    でも、享楽を悪だとして我儘としてそれを絶対的なる悪にしたのは
    自分の責任なんだろうなとおもう。

    あたしは本作よりも角川の解説に惹かれた。

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