トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫)

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制作 : 大久保 博 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年12月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042142089

トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 歴史改変SFというジャンルがこんなにも面白いものだったんだということを教えてくれる本。

  • アーサー王の時代にタイムスリップした”ヤンキー”がまず作ったのが特許制度という設定に興味を持ったので読んでみたが、特許制度についてはほとんど出てこなかった。トムソーヤやハックルベリ・フィンといった、夢あふれる少年小説かと思いきや時代風刺色が強く、真剣に読むと難しい。マーク・トウェインが生まれたのは1835年。篤姫、小松帯刀、坂本龍馬、福澤諭吉、松平容保、土方歳三らと同級生らしい。アーサー王宮廷のヤンキーが出版されたのは1889年。南北戦争が終わって24年、日本では大日本帝国憲法が発布された。日本の特許法が公布されたのは1885年。その時代の小説と考えると、確かに興味深い。

  • 読み切れなかった~

  • 字詰めが細かすぎて読みづらいため頓挫。

  • あぁ〜読み終えてしまった・・・大事にとっておいた、なかなか手に入らない美味しいクッキーを食べてしまった・・・という感じ。本当にマーク・トウェインの世界に入り込んだのは久しぶりだ。物語としても面白く、人生や人間に対する様々な示唆を与えてくれる。人間の本質を物語の中で見事に表現する名人だと思う。
    物語に出てくる騎士、大衆、奴隷、貧富、差別、理不尽な風習や概念に凝り固まった人達。しかし、我々は決して彼らのことを笑うことも憐れむこともできない。それは鏡に映した我々自身だから。マークトウェインは21世紀の現在もこの先もずっと同じであるということを人間の変わらぬ本質を教えてくれる。それを悲観することはない、そのせいで悲しみも、喜びも、悲劇も、人生の素晴らしさも生まれるのだから。それが人間なのだから。
    マークトウェインにはついつい色々考えさせられてしまうが、そういうのを抜きにして、アーサー王とヤンキーの物語はとても面白い。SFとしても楽しめるし、ディッケンズのように虐げられた人々を扱った部分は目を背けたくなる位辛く、胸が締め付けられるが、ハラハラドキドキする冒険もある。最後はせつない思いをしたが、主人公との時空を超えた旅は充実したものであった。

  • マーク・トウェインにこんな作品があるのを知らなかったのだが、朝日新聞の読書欄の紹介で知った。本屋さんでタイトルだけを見たなら購入しなかっただろう。構想は、なんとなく『ドン・キホーテ』を思わせるもの。痛快と言えば痛快だが、筆者の主張がダイレクトに語られ過ぎている点は、物語としての妙味に欠けるか。正直に言えば、中盤以降はやや退屈かな。

  • ロラン夫人の「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか」に対する反論のようなテーマ性を持ちつつも、「モンティ・パイソンのホーリー・グレイル」よりシュールでブラックなギャグが多数散りばめられている。

  •  ハラハラしてワクワクして、そしてラストにちょっとウルウルした。中学時分に読んでそんな印象を持った思い出の一冊。改訂版ということで久しぶりに読んでみた。
     こんな理屈っぽい話だったか。もっと、、、こう、、、何というか、タイムトラベルもの、そんな楽しさに満ちてたんじゃなかったか。
     同窓会なんか出なきゃよかった。そんな気分を味わいました。

  • 19世紀の人間が、6世紀のアーサー王時代にタイムスリップする話。
    手に職ある大人がタイムスリップすると、いろんなことができるんだなあと。
    普通、時代に干渉しない方向に行くのがセオリーなのに、コネチカットヤンキーは違うよ。
    積極的に変えたろう、政治ぎゅうじったろうという志だよ。
    さすがアメリカ人は考えることが違うよ。

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