華麗なるギャツビー (角川文庫)

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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042155010

作品紹介・あらすじ

途方もなく大きな邸宅で開いたお伽話めいた豪華なパーティー。デイジーとの楽しい日々は、束の間の暑い夏の白昼夢のようにはかなく散っていく。『失われた時代』の旗手が描く”夢と愛の悲劇”。

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳者が苦手であった。(昭和32年発行のものであるからかもしれない)
    次は原作を読んでみようと思う。

  • 大江さんの翻訳で読んだがイマイチだったので村上春樹訳で再読

  • 女はいつも心変わりをする。彼が頑なに愛したのは過去の彼女であって現在の彼女ではなかった。そして、彼女は過去の彼ではなく、現在の彼を愛した。財を成しても彼は、純真で最後までそれを貫き通した。信じていたのではないか...愛は永遠だと...

  • 最初と最後の文が印象的だった。
    とはいえまだ飲み込めないところがおおくてふわふわした感じがすごい。
    また成長して、物の見方が変わった後に読みたい。

  • 貧しさゆえに、恋人を失ったギャツビーはいま、ロング・アイランドに豪邸を構え、夜ごと華やかなパーティーを開く。
    すでに人妻となった恋人を取り戻そうと、富を築いたギャツビー。その狂気ともいうべき一途な情熱は、不慮の死という悲劇となって幕を閉じる。
    1920年代のアメリカ社会に生きた人々の成功と敗北。失われた青春の夢を描く「ジャズ・エイジの旗手」フィツジェラルドの代表作。

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    人生の哀しみが漂ういいストーリーだと思うのだが、翻訳に難あり。文体・会話の感覚に今ひとつ馴染めないまま終わってしまった。村上春樹の訳で読みたい。 20000724

  • 他の方も書かれていることですが、翻訳があまりに酷い…。読み通すのが苦痛でした。
    名作の誉れ高い作品を、酷い訳で読んでしまった時の悲しさ。やはり、購入前にどの版が良訳なのかといったことは調べないと危険ですね。
    別の訳でじっくりと読み直したいです。

  • 1度読んだ時には分からなかったけれど、2度目に読んだ時に、ギャツビーの魅力が伝わってきた気がした。

  • かわいそうなギャツビー。その生涯は一人の女の人に捧げられ、その見返りはなしに等しかった。

  • 申し訳ないけど、翻訳が全く合わなかった。

  • もっかい映画見たくなった

  • 映画鑑賞後に気になって文庫本を購入。
    古い作品なので文章が多少読みづらいけど、そこがまた当時の時代を彷彿とさせて私はなかなか好きでした。
    小説を忠実に再現した映画だったので、ストーリー展開は予想できたのですが映画にはなかったギャツビーの死後のストーリーが描かれているのが良かった。。。

  • ※映画をみました。

    フィッツジェラルドの名作「グレート・ギャッツビー」の映画版。
    フィッツジェラルドといえば村上春樹が愛する作家としても有名で、
    ノルウェイの森で主人公が読んでいたのをチェックし
    いそいそと書店で文庫本を買い求めたものの
    数ページで挫折し今に至るという愚民が私です。
    そういう意味で座っていれば勝手に
    ストーリー展開してくれる映画はもってこいでした。。笑

    恋に落ちた令嬢が忘れられず、
    彼女が結婚したあとも彼女がやって来ることを願って
    毎夜豪華なパーティーを繰り広げる
    謎の富豪ギャツビーのお話。

    1922年のニューヨークが舞台ですが、
    映像や音楽がクラシカルでなく
    現代風にアレンジされていたのもあり
    全く古く感じず、逆に当時のNYのイケイケ具合を
    リアルに感じられたのではないかなーと思います。
    ギャツビーのパーティー、ゴリゴリのヒップホップかかってたし。笑
    完全にちゃらいパーティーピーポーの集まりでした。
    プラダ&MIUMIUのお洋服も美しかった。

    原作読んでないですが、ストーリーも割と忠実に再現されているようです。
    とりあえずギャツビーがキレるシーンが迫力だったということ、
    ヒロインの女のズルさをもって人類一般のズルさを改めて感じたということ、
    そのあたりお話したいです。
    個人的には雨のお茶会シーンも可愛くてツボでした。

    本と、昔の映画もみてみたいー

  • 正直、読み辛かったです。
    メインストーリーは魅力的だとは思いますが、そこに辿り着くまでがしんどい…。
    よくも悪くも、古い作品でした。

  • 映画わず。今までで観た映画で1番面白くない、クソ映画。音楽も演出もサムケした

  • わけがわからない。
    名作だからなのか、異邦人と同じ香りがするわけのわからなさ。
    ギャツビーとは何者なのかと言われれば、女を手に入れるために成り上がった男、そして女により全てを失った男。
    デイジーがギャツビーの死をどう捉えたかがまるで出てこないのが不気味だ。

  • <閲覧係より>
    『ローマの休日』で有名なオードリー・ヘプバーンが主演で1961年映画化された作品です。劇中、オードリーが歌う『ムーンリバー』は原作中の歌とは異なります。
    原作を読んで、映画との違いを探してみてください。
    映画冒頭、早朝のティファニー本店でオードリーが朝食を食べるシーン。この映画のおかげで、ティファニーブランドは、世界に知られるようになりました。

    1961年 映画化
    キャスト/オードリー・ヘプバーン
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    所在番号:文庫||933.7||カホ
    資料番号:10123937
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  • 映画が公開されるらしいので読んでみた。切ない話。前半つまらん。あまり主人公の心情に共感できなかった。

  • <閲覧係より>
    1920年代のアメリカを舞台に、失った恋人を一途に想い続け、取り戻そうとするあまり破滅に向かっていく男の姿を描いた作品。

    2013年 映画化
    キャスト/レオナルド・ディカプリオ
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    所在番号:文庫||933.7||フフ
    資料番号:10152343
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  • 前半がたいして面白くなくだるい。そこで少しの間本を置いてしまった。
    この時代の洋書にありがちではあるが、主人公の心の動きに共感しながら読める。
    人を選ぶ内容ではある。

  • 切ないおはなし。

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著者プロフィール

1896年ミネソタ生まれ。ヘミングウェイとともに「失われた世代」の作家として知られる。大学在学中から小説を書きはじめ、『グレート・ギャツビー』を刊行して一躍時代の寵児となる。激しい恋愛の末、美貌の女性ゼルダと結婚、贅をつくした生活を送る。しかし、夜ごとの饗宴を支えるため乱作をはじめ、次第に人気を失い、ハリウッドの台本書きへと転落の道を辿る。1940年、再起をかけて執筆していた『ラスト・タイクーン』が未完のまま、心臓発作で逝去。

「2022年 『グレート・ギャツビー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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