アンの愛情 (角川文庫 モ 2-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042179085

作品紹介・あらすじ

レドモンドの学生になったアン。エヴォンリーの名残を惜しみながらも、プリシラや新たな友人フィルと、憧れの白い家で下宿生活を始め、楽しい日々を送る。一方ギルバートは変わらずアンを愛していたが、友情が壊れることを怖れたアンは距離を取ってしまう。そんな中、アンの前に現れた理想の恋人。求婚され、ついにアンにも幸せが訪れたかに見えたが…。作家への第一歩、そして愛に目覚めるアンの姿を描く、感動の第3巻。

感想・レビュー・書評

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  • アンの正直でまっすぐなところがすき

  • ※ネタバレあり

    2012.6.11.mon

    【経路】
    図書館で「アンの愛情」だけずっと貸し出し中で、待ってたんだけど諦めて購読。でもこの巻を返したくないキモチは分かる…。

    【感想】
    ・まさしく「愛情」についての一冊。
    友情と愛情、理想の恋と現実の愛、その違いが分からないアン。
    家柄やルックスで男を判断しかねていたフィル。
    20年間恋人にプロポーズされなくて悩み続けているジャネット。
    結婚して彼そっくりのおとこのこを授かり、はかなく美しいアンの旧友ダイアナ。
    ・「プロポーズが全然ロマンチックじゃない!」のくだりが如実に表しているけれど、青春時代の少女の理想と現実の狭間で一喜一憂する様子がとてもかわいい。
    ・ネコを飼えないからと処分しようとするところはドキドキした。。
    ・パティの家のくだりが好き!わたしも運命的なおうちに出会いたい!
    ・フィル可愛い。あの性格をポジティブに許容するカナダ、素敵やーん

    【内容メモ】
    ・レイチェル・リンドとマリラの共同生活の始まり。
    ・レドモンドでの大学生活の4年間。
    ・奔放で憎めない愛嬌。フィル(フィリッパ・ゴードン)の出現。
    ・優柔不断のフィルの男性観の変化。
    ・ギルバードへの気持ちの変化。
    ・理想の彼、ロイ(ロイヤル・ガードナー)の出現。
    ・理想の共同生活。パティの家。
    ・リンドとマリラのアンへの愛情。

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著者プロフィール

1874年カナダ、プリンス・エドワード島生まれ。1908年に最初の長篇小説『赤毛のアン』を出版。世界的ベストセラーとなる。オンタリオ州に移り住み、その地で数々の作品を執筆した。42年トロントにて逝去。

「2012年 『パットの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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