- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042212027
作品紹介・あらすじ
美しい青春の日々を迎えたパレアナ。いつでも喜ぶということは決して単なるお人好しで出来ることではなく、常に強い意志と努力が必要だということをポーター女史は、パレアナを通して語りかける。
感想・レビュー・書評
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あの物語に続編があると聞いて図書館で借りました。名作!って感じの苦労あり喜びありの良い話だった。あの人が死んでしまうなんて…。物語の必然性で人が死ぬ話はちょっと苦手だったりするので星4。殺人事件はまた別な話で…。最後の大団円は好き。物語ってこういうのでいい。
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「喜びの遊び」が下手になったと自覚できるのは、彼女が大人になったということだろう。
幼い自分がやったことに対して、「そんなことを?」と思う。
でも、その幼い自分に影響を受けた人たちが、今度は彼女自身に影響を与えている。
物事は巡る。
でもやっぱり、恋愛関係は喜びだけでは済まないこともあるのよね。
この結末が全てめでたしとは思わないけれど、彼ららしいやり方だなとは思う。 -
「少女パレアナ」の続編。
名作「少女パレアナ」には及ばないが、成長したパレアナが描かれていて、面白く読めた。
愚痴っぽくなったり、喜べなくなったり、とても人間的な面も描かれているが、それでもやはり本質は変わらない。
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いいこと探しの達人であるパレアナよその後のお話。前作ほどの驚きと喜びはないが、皆が幸せになるいいお話だった
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2014年9月13日
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Original title:Pollyanna Grows Up.
今度はボストンへ行く事になったPollyanna。
其処でカリウ夫人と暮らす事になりました。
彼女は大事な甥を方々に探すも見付からずに8年間も塞ぎ込んで暮らしています。
チルトン医師が言った「パレアナを一服」に思いかけずに笑ってしまいました。
そしてこの一服で見違える様になった時の夫人が印象的でした。
また、足が不具のジェミーが本当の甥であれば良いのにと思いながら
読んだいたら、あの彼が行方不明の甥だったとは!!
また不具のジェミーを傷付けない様に真実を明かさない彼の決断に惚れ惚れしました。
最後はジミーとPollyannaの結婚式の様子まで描いて欲しかったです。 -
パレアナさん続編。図書館で借りました。
年を取ってしまうと純粋さがかけるのかそれともネタが尽きたのに続編を乞われて書いたのか。なんとなく考えてしまう感じです。
この作品が書かれた時期のアメリカで社会主義はまだ白い目で見られていたのかな~と思うところがありました。だから安易なパレアナの結婚話に流れて行ったのか。
個人的には仕事もしないで過去の財産だけで喰っていける家族があったことがそれほど昔じゃないんだよなあとその辺りに驚く感じでした。