悪魔の辞典 (角川文庫)
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みんなの感想・レビュー・書評
たまに手に取ってパラパラと捲るもの。
思わず笑いが、こぼれてくる。
皮肉っぽい小気味良さもあれば、
注釈の必要な知識めいたところもある。
デカダンスや退廃芸術を専攻していた折、購入。
現代文明と人間のあれそれを考えるときにも有効で、
手元に置いて然るべきかと思う。
先日カルロス・フエンテスの「老いぼれグリンゴ」を読んだら面白くて、そしてこのグリンゴはメキシコに渡って消息を絶ったアンブローズ・ビアスがモデルだと聞いて、この本を借りてきました。悪魔が出てくるわけではありません。シニカルな解釈の辞書です。鋭いものもある一方、少し時代遅れだったり、どこが面白いのかよく分からないものもあったりであれですが、「老いぼれグリンゴ」の老グリンゴならこういうことを書きそうだと思いました。
新聞のコラム欄によく引用が掲載されるので読んでみました。
原典は1911年発行ですから、100年前の本なのですが改めて人間の営みというものは本質的に何も変わらないということを認識させてくれる良書です。
構成としては、著者であるアンブローズ・ビアスが様々な単語の意味を綴っていくものなのですがその内容が強烈過ぎて笑えます。
内容を明かすほど野暮なことはしませんが、電車の中でひとりで読む時は注意してください。
思わずニヤリとしてしまうことが多々あると思います。
読んだ当初は皮肉いっぱいの社会風刺辞書だなぁと感じたものでした。
10年以上たって経験により社会への認識が変わってから再読してみると、最近でいうところの中二病めいた社会の捉え方のように感じられて不覚にも吹いてしまいました。
その名の通り辞典です
もちろん辞典なので、言葉の意味を説明した物です
しかし、悪魔を冠するのは伊達じゃない!
実にシニカルな文章とブラックジョークが満載!
しかも、面白い程に的を射ている!
読んでいると、つい口元を緩ませてしまいます
その顔は周りから見ると、悪魔のようなんでしょうね
物語ではありませんが、ジョーク集としては秀逸です
ただ日本と文化が違うので、笑えない物も沢山あるのが残念です
ちなみにうちの本棚にあるのは昭和55年の13版ですな。
微妙に因縁くさい(笑)
たまに手にとって好きなページを開けるのが正しい読み方!
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4042364012
── ビアス/奥田 俊介・他《悪魔の辞典 197504‥ 角川文庫》
── 「平和──国際関係について、二つの戦争の間に介在するだまし
合いの時期を指していう」
オカルトや魔術の本ではありません。
20世紀初頭に発表されたブラックと風刺にあふれた辞典。
初めて手に取ったのは小学生の頃かな。
嫌なガキです。
おかげで、見事に皮肉っぽく成長することができました。
旧版をもっています。表紙の絵は牛の頭で女性の胴に翼が生えているキメラのようなものがかかれてました。
名作だと思います。
【白】:黒。
【黒】:白。
が印象的な単語の意味の解説だったなぁ。
旧版を所有しているのですが、カバーデザインは以前のほうが
いい。なんでこんなセンスのないデザインチェンジをしたのでしょうか…。
悪意と冷笑の一大辞典。さまざまな項目について著者一流の皮肉が冴え渡る。惜しむらくは、皮肉が婉曲すぎて何を批判してるのかわからないものがかなり多いこと。残念ではある。日本では数人の訳者がこの辞典に挑んでいて、今表示されているどうしようもない装丁のこれは角川文庫。筒井康隆による版も出ているようなのでそのうち比較してみたい。
「友情:天気の良い日は二人ぐらい十分に乗れるが、悪い日にはたったの一人しか乗れない船」(137p)
友達できないよ、アナタ?とかいいたくなりそうに天の邪鬼な警句だらけの辞典。もとは英語で書いてあるのを訳してあるので一部伝わりにくいものもあり。こういうの好きな人なら思わずにやりとする部分も。
おもしろいけど、他人に勧めたくはない本。







