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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042365051
感想・レビュー・書評
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エリオット・ネスの言行が中心。
兎にも角にもカポネを意識していたネスの姿が描かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻はアル・カポネの話でしたが、下巻はほとんどエリオット・ネスの話でした。正直に申し上げますと、おもしろくないと感じました。どうやら、エリオット・ネスについて描かれた他の作品を観たり読んだりしていれば、おもしろかったのでしょう。
この下巻を読んで、アル・カポネに立ち向かった男といっても、なんだかあまりぱっとしない男だったんだな、という印象を受けます。
読むのを辞めてしまおうか、と思ってしまったこともあります。それでも、そこは佐藤賢一さんの書き方がおもしろいので読み上げました。過去の、しかも日本ではない国の人が、今私たちが考えていることと全く同じなので、興味をもって読むことができます。そこにつまらなさを感じることもありますが、単に知識が加わると思えば読むの辞めてしまうのも残念かと思ってしまいます。
2009.3.14. 17:30 机にて読了