- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042507161
感想・レビュー・書評
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最後にジャッキーが毒を飲んだのが、分からなかった。
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It was written that there was something wrong with this family genetically, but in the end, I did not know it.
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言わずと知れたエラリー・クイーンの傑作。30数年ぶりの再読は越前敏弥の新訳で。推理小説の歴代ベスト作品を選ぶとしたら,誰もがベストいくつかには選ぶであろう作品。細かいディテールにこだわる作風だからか,例えばクリスティーの諸作品に比べると,有名な割にはそれほど読まれていないのかもしれません。まだお読みでない皆様,是非ご一読を。
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富豪の変人一家ハッター家を襲う
連続事件。
主人が水死体となって発見され、
毒殺未遂事件まで発生。
世間の注目を集める中、
警察は名探偵ドルリー・レーンに
登場願った。
至る所で目にするタイトルだけに
期待度が高かった上、
Xの悲劇が素晴らしかったので
期待外れ感は否めなかった。
更に真犯人は序盤で推理出来る始末。
これは予想外。
最後でガツンと来ると期待してたので
犯人やっぱりあいつかよと。
しかし衝撃の結末は別で用意されてた。
どうしてあの時名探偵が
不可解な行動をとったのか、
明かされた真相に心を揺さぶられた。 -
小学生の時読んで大人になり再読。やはり面白い✨
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いかれたハッター家の方々を苦しめる数々の毒薬たち。
その身体に流れる忌まわしき血すらも...。
不揃いで矛盾した犯人像のピースを矯めつ眇めつ
見えてきた唯一の真実に探偵は苦悩する。
誉れ高きレーン四部作の二作目。 -
超久しぶりの再読。改めて読むと、フーダニット(犯人当て)ミステリとしては相当な傑作だ。忌まわしき性質を持つ一族ハッター家で起きた連続毒殺未遂事件と、マンドリンという不可解な狂気による一族のドンである祖母の殴打殺人。犯人の目的は何か? なぜ凶器にマンドリンを選んだのか? すべての出来事が不可解なまでに「ちぐはぐ」だが、それこそが著者が読者に提供している最大のヒントであり、驚くべき真犯人へと導く手がかりとなっている。最後の最後にいくつかのちょっとした謎が残されるが、ミステリ好きならまず満足できる一作。
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2016/09/10
最後はパパの遺伝子が働いたんだったら、いいなぁ