天使と悪魔 (上) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955016

感想・レビュー・書評

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  • (ダヴィンチコードは先に読了)
    引き込まれた。ワクワクキラキラブルブル。
    宗教には馴染みが無いのは正直なところ。
    キリスト教についての知識がある程度あれば更におもしろいだろう。
    どこか空想的な世界の中にいるような感覚がある。
    宗教の神秘的な部分にどこか魅力を感じている自分がいるからだろうか。
    中巻に進む。

  • 科学と宗教は対立させるべきものなのか。古くから議論のテーマとされてきたこの問題にダンブラウンが歴史から紐解く。
    科学に解き明かせない神秘を宗教が埋めてきた。だからといって科学が宗教を塗り潰すことは決してないだろう。

  • 今頃シリーズ読み始める。オカルト好きならたまらない。今後楽しみ。

  • THEエンターテイメント小説
    読みやすい。面白い。

    ダヴィンチ・コードともども面白い
    これまであまり興味がなかった
    ローマやヴァチカンという土地に対して
    違ったチャンネルを私にくれました。

    冒頭のセルンを脱したあたりから
    スピード感が加速していきます

  • 場所はスイス、フランス、イタリアかな
    ハシシに仕える者、ハサシン、アサシン暗殺者『神がつくった究極の素粒子』『タオ自然学』『神、その証』
    真の科学は神を見つけ出す。あらゆる扉の陰に神が待ち受けていたかのように。
    科学と宗教は反目し合っているわけではない。科学が若すぎるせいで、宗教を理解できないだけだ。
    思い出して!この試練を乗り越える方法を思い出して!思い出す-それは仏教の哲人が用いる手法だ。とうてい答などなさそうな難問を前にして、その解決策を探すのではなく、ただ思い出すよう心に命じた。自分がすでに答を知っていると決めこめば、答がかならず存在すると信じる境地に達し、それゆえ失望というよけいな想念を捨て去れる。

  • 外国文学は翻訳の文体が苦手で、いつもはなかなか手が伸びません(あと情けないことに登場人物の名前が覚えにくくて……)。

    でもこの本は、一度話に乗れたらすいすいページが進みました。
    ストーリー展開の早さもちょうどいい。
    ドキドキするし中・下巻が楽しみです。

  • はらはらどきどき。最後はなるほどすごい。

    ダヴィンチコードよりすきかも。

  • 1巻目こそ読むペースは遅かったけど、中・下巻はほぼ一気読み!
    上・中と小さい波があり、下巻で一気に高潮って感じで、かなり楽しめました。
    今回もしっかり騙されて、ヘリんトコでようやく「アレ?この人おかしいじゃん」って疑いだした位です。
    イルミナティの謎。
    人質に捕らわれた4人の枢機卿。
    反物質の爆破。
    殺人者。
    裏切り者。
    ヤヌスの正体。
    と、読みどころはたくさんありましたが、でも、やっぱワタシは「ダ・ヴィンチ・コード」の方が面白かったと思います。
    「ダ・ヴィンチ」の方が展開がスピーディで、次々出てくる謎解きがすごく面白かったので。
    評価はいちを星4つです。

  • 科学と宗教は相反するものではない、と個人的には思っているので、共感できるシーンが結構ありました。
    面白いSF・サスペンス小説ですが、フィクションとはいえバチカンとしては嫌だろうなと思います。
    フィクションをフィクションとして楽しめる人にはオススメです。

  • 個人的にはダヴィンチコードよりも物語としてのまとまりやテーマがしっかりしていて面白い。特に宗教と科学の対立に焦点を当て、問題意識を読者に投げかけつつも、タイムリミットサスペンスとしてのハラハラドキドキ要素、ミステリーとしての謎解きなど娯楽小説としてもハイレベルでクオリティの高い作品だと感じた。このような、社会問題と小説としての娯楽、という二つの要素を高い水準で兼ね備えているものはそうそうないと思う。

著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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