- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042955085
作品紹介・あらすじ
国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。現在、ホワイトハウスは大統領選の渦中にあり、現職と争っている対立候補は、なんと彼女の父だった。選挙戦はNASAに膨大な予算を費やす現政府を非難し、国民の支持を集めている父が有利に進めていた。そんなある日、レイチェルは直直に大統領から呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてきてほしいというのだが…。
感想・レビュー・書評
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話としては、アメリカ大統領選挙中に起こる様々な事件を科学的な大発見を発端にしてくりひろげられたものです。
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金食い虫のNASAが成し遂げた世紀の大発見にアメリカ大統領選挙が絡み、ダン・ブラウンらしい映画のような展開。ワシントンと北極を行ったり来たりしながら話をグイグイ引っ張る手法はさすが。ボリュームがあるが、読みやすい文章と先が気になる展開のおかげで厚みも苦にならない。大枠のパターンは大体一緒だが、細部はいつも幅広い分野に亘り雑学が披露されるので飽きがなく読める。
『天使と悪魔』でもあったと思うが、ダン・ブラウンの水死の描写に戦慄を覚える。グロ描写はないが、殺害方法がいつも非常に苦しそう。 -
キリスト教を題材にしていた「ダビンチコード」「天使と悪魔」と題材は違えど、組織・個人の陰謀とそれにからむ謎解きサスペンスとしてのストーリー展開には共通のものがある。
歴史考証・科学考証など突っ込みどころはあるのかもしれないが、そんなことは気にせずストーリーを楽しめば良い。 -
引き込まれる!
未確認生物が見つかった…?ってな感じで、大統領選も絡んでくるSF作品。
理系的にも惹かれる感じの無理ないSFでした。
上下あっても読みやすかった◎ -
再読
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ダン・ブラウンで一番好き。映像化したら絶対おもしろいと思う。ハリウッドさん頼みます。
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ここで上巻が終わるんだ…!!!!って感じ。
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上巻は大統領の発表直前まで。極めてハリウッド映画的なポリティカル・アクション・ミステリー。