パズル・パレス 下 (角川文庫 フ 33-10)
- 角川グループパブリッシング (2009年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784042955115
作品紹介・あらすじ
暗号解読官スーザンは暗号ソフトを「トランスレータ」で解読しようとするが、解読どころか、国家安全保障局そのものの機能さえも麻痺してしまうという絶体絶命の事態に…ソフトを凍結させるパスワードを求め、アメリカ、スペイン、そして日本を舞台に、究極の天才頭脳たちが火花を散らす、時限暗号解読作戦が始まった!知的スリルと興奮に溢れ、すでに完成されていたダン・ブラウンの鮮烈なデビュー作。
感想・レビュー・書評
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(上下巻合わせてのレビューです。)
ダヴィンチ・コードで一躍有名になった
ダン・ブラウンのデビュー作がとうとう文庫になりました。
海外の文学作品って人物名がやたら長いカタカナで出てきて、
訳分かんなくなるので苦手なのですが、
ダン・ブラウンの作品は別格ですな。
訳わかんなくてなりそうでも、面白いから許せちゃう。
文庫が出たら、ついつい買ってしまう。
そんな作家です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天才的頭脳の持ち主たちによる暗号解読にまつわる頭脳戦争・・・が頭脳だけで終わらず人をも抹殺するというような・・・最高機密を抱えている<トランスレータ>の存在を世に知らしめるのか、トランスレータに侵入するソフトも作れちゃうのか・・・
と、下巻に入ってますます理解が追いつかなくなったのは事実だけれど、誰が味方で誰が敵なのかわからないというスリリングな状況は十分楽しめることができるので、内容的には理解できなくてもとりあえず読み進むことを楽しめた。読了してそれぞれの思惑がわかった状態で、もう一度最初から読み直したい気もする一方、もう一度読んで理解できる自信は全くない・・・ -
ザ・ハリウッド映画展開で、こういうエンタメとして無条件に楽しめる作品も気分が上向いて良い。暗号解読のプロと言語学の教授が一緒に解読するシーンでは、リベラルアーツの重要さを再認識させられた。並行して読んでいた新書の影響もあるのだが、専門外の人物から意外な解決策が提示されたりするよな〜、と本筋に関係ないことをしみじみと考えてしまった。
今作では可愛いものかもしれないが、毎度ダン・ブラウン作品での殺し屋からの生き残り方には少し笑ってしまう。映画のコナン君みたいにどんどん過激になっていく印象。 -
面白かったー
話の展開の躍動感、ドキドキと、登場人物の魅力があった
読了感も良い -
主要キャラクターの日本人の名前。タンカド?ヌマタカ?もうちょっと、他になかったのか?インド人かベトナム人かと思った。
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ダン・ブラウン氏の得意なテンポ感は十分に本書でも出ているかと思いますが、ストーリー展開はまあまあというくらいの印象でした。最後のパスキーのくだりは正直あまり感心しませんでした(詳しく書くとネタバレになるので書きません)。それはないでしょ、というのが読後感ですが、著者の初期作品ですからそこはそのように見てあげて、むしろその後のベストセラー作品への発展の礎になったということで評価したいと思います。
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再読
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パスキー探すところは、映画みたいで楽しめました。でも、やっぱりちょっと古い感じがするのは否めませんでした。
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面白かった
後半の盛り上がりはデビュー作ということを忘れるくらい
手に汗握る展開だった
やっぱり長い1日だった
結局味方?に殺されかけたってことか?
ウロオ殺し過ぎ