「みんなの意見」は案外正しい (角川文庫)
318人が登録
★3.65
| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
みんなのタグ
この作品からのみんなの引用
-
一見バラバラなこうした集団には、意思決定を下し、問題を解決するために集合的に行動する能力があるという共通項がある。
― 15ページ -
個人の判断は正確ではないし、一貫してもいないので、優れた意思決定には認識的多様性が不可欠だ。集団が考え付くソリューションの選択肢を増やし、問題をまったく新しい視点から検証できるようになるになるのが多様性の積極的な効果である。多様性の消去的な効果としては、集団が意思決定をする際に影響や権威、集団への忠誠心よりも事実に基づいて判断しやすい点がある。
― 63ページ -
健全な民主主義は、社会契約の基礎である歩み寄りという美徳、それに変化という美徳をもたらす。民主主義の下に生まれたみんなの意見に集団の知恵が現れないこともある。けれど、民主的にみんなの意見を聞くということに集団の知恵が現れているのである。
― 330ページ
みんなの感想・レビュー・書評
途中でやめた。(具体例が多いか…)
集団が賢くあるための必要条件
①多様性
②独立性
③分散性
『集合知』による、成功事例と失敗例の両方を紹介する事で、上手な集合知の産み出し方を探るのだが、とにかく、メッセージがすんなり頭に入ってこない。 読解力欠乏も認めつつ、翻訳の仕方も一因と思う。
集合知に関する本。
「集合的にベストな意志決定は意見の相違や異議から生まれるのであって、決して合意や妥協から生まれるわけではない」
「集団の知恵を活用するには、集団を構成するメンバーの多様性、独立性、それに分散化が備わった集団に加えて、集団のメンバー個々の意見を一つに集約する仕組みもなければならない」
非常に興味深い内容でした。別のところで、「みんな」が事柄に対する情報を持ちすぎると、逆に精度が下がるという研究を聞いて、不思議なもののだと思った。
【ダイヤモンド社 10年後にあなたの本棚に残るビジネス書100 神田正典+勝間和代」(2008年) 掲載図書】
【BRUTUS (ブルータス) 2011年 1/15号2011年、「世の中」を考える175冊。(マガジンハウス) 掲載本】
・クラウド、YouTube、Twitter... ネットの世界でのネット世論や集合知は、だいたい精度の高いものになるというものを実証実験を通じて論じたもの。
・まだしっくりこないものが部分があり、時間を置き、知識をもうちょっと付けて再読したいと思った。
非常に内容が濃い本。 個人的にはここ10年間で読んだ本の中でベストワン。 (大した量を読んでいないのも問題だけれども) 本書の帰結としては「集団は答えを知っている」ということ。 一見すると、バラバラに見える集団の知恵の働きは、 我々の周囲に溢れているのに、見過ごされがちで有り、 貴重な知識はごく少数の一部の頭の中にあると思われている。 すなわち、 「一般的な利益に関わる意思決定... 続きを読む »
良書.
上が何事も決定権があるかのように思われているが,実はみんなの総意が世の中を動かしている.だからこそ,個人が意見を発信すべきだ.
学部生の時に入った研究室で一番最初に出された課題図書(三冊)の一冊。 ずっと読めていなかったので、いまさらながら読了。 研究室にいた時は、集合知(Collective Intelligence)と集団の知恵(the Wisdom of Crowds)の違いはよく言及されていたが、この本では実はそれほど明確に使い分けられているわけではない。 「集団の知恵」をうまく機能させるために必要になる... 続きを読む »
361.5/122 新宿3階
多様な集団が到達する結論は、一人の専門家の意見よりもつねに優る、というこれまでの常識とは正反対の説。多くの識者に引用される社会人必読の教科書だそうです。
※詳細はOPACを検索してください。詳細検索画面でISBNで検索も可能です。
システムの成功はどれが敗者かはっきりさせて速やかに淘汰する能力にかかっている。もしかすると、そもそも大量の敗者を排出できる能力の有無がシステムの成功のカギを握ると言い換えた方がよい。 集団レベルで考えれば、知性だけでは不十分だ、問題を多角的に検証する視点の多様性が求められるからである。血性というのは、いろんなスキルが入った道具箱のようなものだと考えられる。一番優秀な人が集まった組織が必ずすも一番... 続きを読む »
集合知に関する格好の入門書。
少数の専門家の判断よりも多数の一般人の集合的な判断の方が優れているという事例を多数紹介されています。ただ、集合知の成功例ばかりではなく失敗例(集合愚)についても山ほど紹介されていて、それを読んでいると集合知を利用したビジネスなんて不可能じゃないかと思えてくるくらいです。
本書の事例はどれも面白いものばかりですが、「なぜ集団の判断はしばしば専門家の判断より正しいのか?」「集団の判断を有効に生かすためにはどんな行動をするべきか?」といった部分についてはあまり触れられておらず、単なる事例集といった感もあるのが惜しいところです。
2010/09/30読了。
「みんなの意見」、つまり集合知について書かれた本。web2.0なる言葉が華やかなりしころ、集合知の可能性については散々話題にされてきたが、本書は邦題に「案外」とある通り、集合知の有用性について高く評価する一方で、失敗事例もふんだんに紹介するなど、集合知を俯瞰した視点で解説しています。
が、正直、読むのに疲れた。。訳がイマイチという評価が多いようだけど、個人的には訳はいいと思う。でも、やや冗長かな。企業の組織形態や意思決定の在り方について、改めて考えさせられる本ではあります。
集団心理というものは愚かであるという常識?を打ち破るもの。正確には,賢さと愚かさの分かれる条件を多数のケースにより面白く学べる。
そう言えば、こんなタイトルの本があったなと思って、文庫化されたものをお買い上げ。
とにかく読むのに疲れました。日本語訳がいまいちなのかもしれません。
内容は、タイトルにある“「みんなの意見」は案外正しい”ということをつらつらと例証していくだけなので、はっきり言って退屈です。タイトルのフレーズだけでもう充分。忙しい人は読まなくていいです。時間の無駄。
興味持てた章やあんまり面白いと思わなかった章など、章によって受けた印象はかなり違った。全体として見るとまぁまぁ。ま、一回くらいは読んでみてもいいかも。
集団による問題解決をさまざまな実例をもとに説明している。注意すべき点は「みんなの意見」とは同意の結果ではないこと、さまざまな見解をもつ個人が独立して、個々のもつ情報の断片にもとづいて、問題解決を図るとき、それを統合するしくみを作ると優秀な個人よりも賢い問題解決ができるということである。つまり、誤差は相殺され、情報の断片だけが統合されるらしい。しかし、この前提はちょっと都合が良すぎる気がする。例も再... 続きを読む »

集団の意見は衆愚であり、賢い一人の意見の方が分があるという認識を持つ人は多いがその前提を色々な事例を元に覆していきます。一言でいえば2ちゃんねるがあんなに面白いのもこういう集合知の結晶なんだからだと思...






