空気の発見 (角川文庫 白 124-1)

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著者 : 三宅泰雄
  • KADOKAWA (1962年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043124015

空気の発見 (角川文庫 白 124-1)の感想・レビュー・書評

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  • 空気の発見を歴史の流れに沿って俯瞰する。一見して科学入門書のようであるが、難しい表現を排して、中高生向けに書かれている。一方で、教科書には出てこない歴史に埋もれた科学者も登場しており、理系の社会人にもオススメできる本。

  • 4043124015 144p 1995・5・30 43版

  • 漢字が少なく、言葉も分かりやすい様に易しくかみ砕いて書いてある印象。人を傷つけないようにしようという気遣いも心なしか…。
    雰囲気としては小学校の理科。

    と言いつつ、正直どうして?と思う箇所も。そういう部分も含めて、とても面白い一冊。

  • 科学教育 科学史 科学的精神 人びとの思想や生活

  • 【自然科学の歩みを理解するために】
     空気の中から、そこに含まれる微量成分として種々の希ガス元素が発見された。物理学と化学の研究者が協力しながら、周期表の完成に近づいていった。

  • (2007.07.07読了)(2007.06.18購入)
    天気、空気、元気、陽気、蒸気、電気、磁気、・・・。眼には見えず、手でつかむこともできず、空気中に漂っているものを気体といいますが、その空気の発見についての本です。
    磁気や静電気については、「磁力と重力の発見」山本義隆著、全三巻で1000頁ほどの本が出ていますので、興味ある方は、ぜひお読みください。
    空気は、窒素が80%、酸素が20%、それにわずかな二酸化炭素で構成されていることを学校で習ったかと思いますが、誰がいつごろどうやって調べたというようなことは、知りません。
    この本を読むと、空気の発見の歴史は、「化学の歴史」でもあることがわかります。(著者がそういう風に仕組んだのかもしれません。)
    高校は卒業したけど、化学は履修しなかったという方にお勧めです。
    比較的薄く、わかりやすく書いてあります。

    ●空気にも重さがある(11頁)
    昔の人は、空気に重さはないと考えていました。
    空気に重さがあることを、初めて見出した人は、ガリレオ・ガリレイでした。
    ●空気の役割?(25頁)
    ドイツのオットー・フォン・ゲーリケは、真空の中では、鈴が音を出さないこと、ろうそくが燃えないこと、動物がその中で死んでしまうことなどを実験しました。
    この実験によって、音が伝わるためには、空気が必要であること、物が燃えるため、動物が生命を保つためには空気が必要であることなどが証明されたわけです。

    空気の構成物が二酸化炭素、窒素、酸素、等であることがわかったのは18世紀です。最初、二酸化炭素が発見され、次いで窒素が発見され、そのあと酸素ということです。
    空気の中の窒素と酸素の割合求めたのは、ラヴォアジェやキャヴェンディッシュです。

    空気の成分は、窒素、酸素、二酸化炭素、のほかにアルゴン、ヘリウム、などがあります。後半は、この、アルゴン、ヘリウムなどの話です。
    ネオン、クリプトン、キセノンなどもあります。

    マリー・キュリーが発見した放射性元素に、ポロニウム、ラジウムなどがあります。放射線のうちのアルファ線は、電気を帯びたヘリウム原子です。
    ウランなどの放射性原子からヘリウムが作られていたということです。

    身近に存在しながら普段気にしていない空気、一度、じっくり勉強してみてはいかがでしょう。
    (2007年7月23日・記)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    「空気」に重さがあることが発見されて以来、さまざまな気体の種類や特性が分かってきた。空はなぜ青いのか、空気中にアンモニアが含まれるのはなぜか、二酸化炭素が「固まる空気」と名づけられた理由など、身近な疑問や思わぬ発見を、やさしく解き明かす。空気が「魂」のようなものだと考えられてきた頃から、その働きや生活との結びつきが明らかになるまでの歴史を豊富なエピソードで振り返り、科学を楽しくしてくれる名著。

  • 空気の発見という科学史のテーマにそって科学の発展の歴史と初歩教育を綴ってある。昭和37年が初版とあるが、延々読み継がれて来た一冊なんだろう。学生時代の気分に戻れて面白かった。

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