多重人格殺人 (角川ホラー文庫 50-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043407019

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わって一番最初に思ったことは、「多 重人格」ではないのでは?ということでした。
    社会的な顔と殺人鬼の顔との二面性はあるものの、人格は2つではないし、そういった記述もなかった気がするので。
    しかし僕の好きな系統の話で楽しかったことは事実です。
    統一性のないように思われる、殺人事件。
    最後には僕自身も人を食べ物として読むことに抵抗がなくなりなした。
    徐々に壊れた部分が明らかになる殺人鬼の精神。
    引き込まれていきます。

著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学大学院修了。「料理人季蔵捕物控」「口中医桂助事件帖」「鶴亀屋繁盛記」「余々姫夢見帖」「お医者同心中原龍之介」「鬼の大江戸ふしぎ帖」「はぐれ名医」シリーズなどの時代小説を精力的に執筆するとともに、現代ミステリー「青子の宝石事件簿」シリーズ、『わらしべ悪党』も刊行。

「2023年 『花人始末 椿の花嫁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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