- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043410019
感想・レビュー・書評
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小川洋子「言葉の標本」より。
小川洋子さんが佐野元春を好きなんてちょっと意外。。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐野元春の曲にのせて書かれた短編集。現実に少しのファンタジーを織り交ぜた世界。
「アンジェリーナ」君が忘れた靴。「バルセロナの夜」光が導く物語。「彼女はデリケート」ベジタリアンの口紅。「誰かが君のドアを叩いてる」首にかけた指輪。「奇妙な日々」一番思い出したいこと。「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」水のないプール。「また明日・・・」金のピアス。「クリスマスタイム・イン・ブルー」聖なる夜に口笛吹いて。「ガラスのジェネレーション」プリティ・フラミンゴ。「情けない週末」コンサートが終わって。
曲を知っていたらもっと楽しめたかも。でもこの世界観は好きです。 -
小川洋子さんも、佐野元春さんも大ファンなので、きっとどんな内容でも楽しめたのかも知れません。今までこの本を知らなかったことが我ながらちょっと不思議です。
包み込まれるように心地よい短編集です。 -
佐野元春の楽曲を、著者が詩に合わせ架空の舞台で作り上げる作品。らしさもあったが少し強引すぎ?
でも小川洋子・・・うまい、さすがですね。 -
佐野元春…青春の1ページです
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ナポレオンフィッシュ、また明日
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佐野氏の曲を聞きたくなった。
小川洋子×佐野元春、どちらも光っていた。 -
佐野元春の歌を全く知らないのですが、普通に読めて普通に素敵な短編集でした。絵が浮かぶ。すんなり。綺麗。素敵。
植物園の話が好きです。
標本の人といい、包容力があるキャラクターがかっこいいです。
歌を聞いたらもっと楽しめるのかなぁ。 -
きらきらした小説。後の物語の原型のような短編も・・・。おなじみのモチーフを駆使しているが、いつもより雰囲気が優しい気がする。