月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)

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著者 : 柴田よしき
  • 角川書店 (2000年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (645ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043428045

月神(ダイアナ)の浅き夢 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか?次のターゲットは誰なのか?刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。

  • 先に聖なる黒夜を読んでいるので「ああ、ここにつながるのか!」と中盤から先が気になって一気読みした。
    結局12年前の事件は解決しないまま…
    続きはないのだろうか?気になる…

  • RIKOシリーズ

    若いイケメン独身刑事だけを狙った
    連続猟奇殺人

    犯人を追う縁子は、やがてひとりのアイドルへ
    そして12年前の冤罪事件へとたどり着く

    ヤクザ山内練が相変わらず異彩を放つ魅力
    彼の中の人間くささもちょっと見られて
    山内と麻生のこの先を願わずにいられない

  • 登場回数は少ないのに、山内 練の圧倒的な存在感が際立つ。冷酷になりきれない練の本来の優しさや、彼の魅力に取りつかれ、人生を踏み誤ってしまう人々の生き様が描かれ、読者も彼の魅力の虜になってしまう。彼はやくざの若頭なのに!

  • 相変わらずえぐいし、sexシーンもどうなのよって思わせるけどどんどん読み進めたくなるのは上手なのだと思う。
    山内を魅力ある人物に書いているし、玉木は死んでたんだと別シリーズへのリンクも有り面白い。

  • 切ない。つらい。やるせない。
    山内練の行く末が気になって読み始めたシリーズだけど、他の登場人物も魅力的すぎて、みんなが笑える未来が来ればいいなと思う。
    練は悪人だけど、その根底にはちゃんと純粋だった頃の気持ちが残ってて、憎むに憎みきれない、愛される人。

  • 一作目でもそうでしたが男性に対する残虐な事件をメインにするの、作者の嗜虐性みたいで好き。女性にするのは当たり前なのに男性がそれをされるのが理解できない男性たち、を何度も繰り返し描写するところにもメッセージを感じる。
    近親相姦された子を児童施設等ではルナ・ケースと呼ぶこと初めて知りました。
    緑子の刑事を続ける決心の作だから力が入って当然ですが、如何せん、長い‥‥

  • このシリーズ 読めば読むほど深い
    リコシリーズだけでなく 関連シリーズ含め すごい互換性 このひと アタマがいいのねー

  • 闇の中の一筋の光…取調べ室での緑子の新たな決意と練の穏やかな表情に救われるようなラストでした。どうか緑子に麻生と練を救って貰いたい。推理小説ではあるけれども、緑子を通して事件とリンクする麻生と練の贖罪と赦しの葛藤のドラマだと思いました。この小説が20年近く前に書かれながら、私の歴代好きなキャラクター一位の座をいとも簡単に奪い取った山内練の魅力とは…!本当に心揺さぶられるキャラクターで、悪魔と天使、狂気と邪気の紙一重の微妙なバランスがすばらしい。ここまで創作上の人物に感情移入したことあったかな。麻生との今後や周りの登場人物達との関わりも今や想像するしかないのでしょうか。ビターハッピーエンドを期待しつつ…しばらくこの世界から抜け出せそうにありません^^;

  • 『心を白くして、耳を澄ませて、その声を聴こう。そこからしか始まらないのだ。始めてはいけないのだ。

    人が人を裁く、その大きな、矛盾に満ちたシステムの中で、最初にその仕事をする、それが刑事なのだ。

    注意深く、真剣に、向かい合った人間の言葉を聴く。総てはそこからだ。』

    3作目。
    だんだん複雑になっていくけど、面白いなぁ。
    ただ、全体的には面白いんだけど、謎解きの部分は毎回いまいちなんだよなぁ。

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若い男性刑事だけを狙った連続猟奇殺人事件が発生。手足、性器を切り取られ木にぶらさげられた男の肉体。誰が殺したのか?次のターゲットは誰なのか?刑事・緑子は一児の母として、やっと見付けた幸せの中にいた。彼女は最後の仕事のつもりでこの事件を引き受ける。事件に仕組まれたドラマは錯綜を極め、緑子は人間の業そのものを全身で受けとめながら捜査を続ける。刑事として、母親として、そして女として、自分が何を求めているのかを知るために…。興奮と溢れるような情感が絶妙に絡まりあう、「RIKO」シリーズ最高傑作。

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