- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043428052
作品紹介・あらすじ
オレの名前は正太郎、猫である。同居人は作家の桜川ひとみ。オレたちは山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。でもなんだか様子がヘンだ。これは絶対何か起こるゾ……。
感想・レビュー・書評
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柴田よしきさんが書くと、猫はこうなるんですね。
ミステリーですが、猫目線です。
ラストは、そう来ますか…といった感想となりました。
シリーズ化になってるようなので、もう少し読んでみようと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絶対昔読んだことあるのになんにも覚えてなかった。
猫は賢いけど真相がわかったところでそれを飼い主に教えるすべはないわけね。 -
人里離れた柚木野山荘で作家仲間の結婚披露パーティが開かれる。飼い猫の正太郎を連れてやってきた桜川ひとみだったが、土砂崩れで山荘は孤立。そして、次々と事件が…。猫探偵正太郎が大活躍するシリーズ第1弾。
赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズは人間たちの遭遇する難問の解決に三毛猫が活躍するパターンなのに対し、本作は夏目漱石の「吾輩は猫である」のように猫の目から見た事件が描かれる。事件自体は驚くようなものではなかったけれど。
(Ⅽ) -
土砂崩れで孤立した、結婚式を明日に控えた山荘で起こる相次ぐ死の事件を、招待客の飼い猫である正太郎が見守る。猫目線と登場人物たちによって殺伐とはしていない。幼なじみのチャウチャウ犬のサスケや新たに出会ったシャム猫のトマシーナと正太郎の動物同士のやり取りや、彼らのパソコンを起動出来たりの利口さに和んだ。
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三毛猫じゃない猫探偵!……と言うか、探偵するのかな?と興味津々だったのです。
猫や犬との会話やご主人に対する小言とか、猫好きはニヤニヤ
伏線が強固過ぎて、恐らく最大の謎はすぐに察してしまうのでかなりライトな印象。
けど、もう2冊目も買ってあるので楽しみにしたいのです -
本当にこんなに猫たちが色々と考えているとなると
飼ったことのない自分は ビビる…。 -
シリーズはじめ
トリックは猫というオチ?