- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043441051
感想・レビュー・書評
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映画好き
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切なくて哀しくてとても綺麗な世界。
まず「リリイ・シュシュのすべて」という
タイトルに惹かれました。
岩井俊二監督は映画「花とアリス」で知って
とても綺麗な表現する監督だなあと思い
他の作品が気になりました。
リリイ・シュシュは映画ももちろん見ましたが
私は映画を見る前に原作を読む派なので
こちらを購入しました。
この本の構成はとても新鮮でした。
ネットのスレ形式で話が進められその構成の面白さに
すらすらと読むことが出来ました。
更に章ごとに挟まれてあるリリイ・シュシュの歌詞。
とても綺麗な小説だなあと認識する点でした。
小説の内容は中学生とは思えないような
痛々しく悲しい物語ですがリリイの歌詞があることで
どことなく癒され綺麗と思ってしまいます。
小説を読んだ後に映画を見ることをお薦めします。 -
映画はみていないのだけど
辻村深月さんがオススメしていたので
読んでみた。
なるほど、エッジがきいてるわ~
あっという間に読み切った。
星野がなぜこんなに変わってしまったのか
おばさんには分かるような分からないような。 -
映画はトラウマになって二度と見られないけど、小説ならどうだろう、と。
結果、映画のトラウマを補強してしまったような気がする。
つらく、心に迫るけれど、二度とページはめくれない。 -
冒頭から凄いです。どんどん惹きこまれて、ある種のエゴイズムで誰かを傷つける。「傷つきました」と平気でいってくる人が怖い。
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映画も本も結構好きです。重いですが。
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読みづらかった……。
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映画観るのにちょっと腰が引けて、本から読んでみました。
意味わからないって言われてるけど、内容はちゃんとついていけておもしろかった!!
確かにリリイ・シュシュの世界観はわからないけど。
前半はそうでもないんだけど、後半がもー重くて暗くて・・
なのにどんどん読み進んじゃうのが不思議。
なんか変な沼にはまっちゃうみたいな感じ。
読み終わったあとも不思議な気分・・ -
鬱になります。すごく。
映画がもとらしいのでそっちも見てみたいですね。