不夜城 (角川文庫)

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著者 : 馳星周
  • 角川書店 (1998年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043442010

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不夜城 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • H29.05.27 読了。

    以前から気になっていたが、有名作品だけあって、図書館に置いてあるのだと汚くて触りたくもなかったので、なかなか読む機会が訪れなかった。
    たまたま古本屋さんで見つけたのでやっと手に取ることができた。

    読み終えるのが勿体無いくらい面白い作品だった。
    また、すらすら読んでいけるので、自分で区切りをつけて休憩しないとやめられないくらい。
    なかなかの分厚さなので、最後まで読めるか不安ではあったが、もっと読めるくらい読みやすく、ストーリーも良かった。

    途中、気になったのは、性描写が多過ぎじゃない?
    と、思っていたが、最終的にそこが活きてるのか〜と納得。

    暴力、残虐なシーンも多いが、世界観やストーリー上、欠かせないか。

    あと、人名が中国名なので、分かりにくいところはあったが、読んでいくと慣れていった。

    とにかく、めちゃくちゃ面白かった。
    最後もモヤモヤが残るような感じではないので、すっきりと読み終われたのが良かった。

  • バーで喋った男性(麻雀賭博でお上の厄介になったことがあるらしい)の薦めにより。

    おもしろく読んだ。生来的に他人を信用できない男と女が出会ってしまい、最後にはお互いの裏切りを認めつつも?必死に生にしがみつこうとする。

    ハードボイルド小説かと言われれば、少し疑問だ。主人公の内面は湿りすぎているように思える。言ってしまえば女々しさの境地のような人格だし。

  • 初のノワール小説。
    主人公の語り口や、ヒロインの描き方とか、少々B級映画ぽい感じがあるが、総じて主人公の一匹狼さが格好いい。
    歌舞伎町の成り立ち、台湾人、香港人、中国人の違いとか興味深かった。

  • 1996年 第18回吉川英治文学新人賞受賞
    1996年このミステリーがすごい! 1位
    週刊文春ミステリーベスト10 1位

    劉健一は日本の国籍を持つ台湾との半々。
    台湾の裏社会のドン楊偉民の庇護を受けているが、基本的には人を信じる事は全くない。
    そんな劉が、上海のドン元成貴と呉富春との争いに巻き込まれ、逃げ回ったいた矢先に呉の愛人と名乗る女・夏美と出会い、人を裏切る事しかしてこなかった劉が夏美との出会いを通じて今までにはない一面が現れてくる。
    新宿を舞台にした小説繋がりで、大沢在昌の新宿鮫シリーズと通じるものがありますが、こちらはマフィア視点で世界を切り取っていて、また違う味が出ています。
    馳星周はノワール小説(初めて知った単語です…)の旗手との事で、暗黒的要素も多分に含んだハードボイルド小説でした!

  •  前から高い評判で読みたかった小説で、実際読んでみたらとても面白かった。90年代の新宿近辺が舞台で、馴染み深い場所であったがこの小説の松屋はコマ劇前の松屋なのか、今はもうない松屋なのかよく分からなくて、きちんとイメージできたらもっと面白かったかもしれない。

     孤独な魂同士が出会う恋愛もすごくよかった。彼女がまったく足手まといにならず、むしろ優秀なところがすごくよかった。類型的なヒロインは足を引っ張る存在である場合が多く、いらいらすることが多いのだが、全く間逆で素晴らしかった。

     主人公は特に腕が立つわけではなく、ただ異常に用心深く、常に保険を張り巡らすところが面白かった。

     主人公も敵もヒロインもひどく自分本位で、それ以外はあり得ないというような清々しさがあった。

  • ノワール小説とジャンル分けされる小説を初めて読みました。物語りの登場人物達に共感できる点はあまり無いのですが、魅力的なキャラクターの人ばかりで、とても面白かったです。読み進めるうちにすっかりのめり込み、一気に読んでしまいました。またノワール小説を読んでみたいと思います。
    ただ、一点だけ気になった点?が。映画は見た事ないのですが・・・私の頭の中の「健一」の容姿は、物語り中ずっと、金城武の容姿でした。金城武の容姿、健一にピッタリですね。是非、映画も観てみたいです。

  • ハードボイルド系、どうも苦手みたいです。薄々感づいてはいたんですが、いわゆる代表作的な作品は、とりあえずいくつか読んでみたけど、正直、手放しで好き!ってのは無いように思います。なんですが、最後ドンパチの畳み掛けは圧巻で、結末までも含めて、惹き込まれてしまいました。そこに至るまでの流れは、こじつけ的事実が唐突に判明したりとか多くて、イマイチぴんとこなかったんですが。

  • 1ページ目の
    クソ暑い
    女ども
    というフレーズが読む気をなくさせ挫折。

  • 今更ながら読んでみました。表紙が、これ金城武か、懐かしい。。多分映画は見たことがあるような気がするけど、たぶん描写がけっこう違うだろうなぁ、というレベルでドンパチ。中国人や台湾人のイメージもこのころとはずいぶん変わってしまっているはずで、また違った読み方ができるような気もする。というわけで、スピード感があって一気に読めて、深く考えずに楽しめて、でもちょっと昔を懐かしんでしまうノスタルジーおっさんな私。

  • ほお~、なかなか面白いじゃないの。ラストがよかったな。
    やっぱり、愛することって命がけなのね~。。。

  • サイゾーでヤクザ文学の筆頭として挙げられており、ヤクザの世界を勉強しようかなという気持ちで購入。

    最後まで手を止めることなく一気に読了。ヤクザの勉強になったかはともなく、最高のエンターテインメント小説!

  • 私の中の最高傑作と言っても良い本です。

  • 最高のひとこと。

  • 人を信じられない。
    自分すら怪しい。
    でも、人を信じたいし愛したいんだよな。
    信用できる人も出てこないし、裏切ったり、裏切られたりの繰り返しの話だけどその瞬間に感じた愛はきっと純粋なものだったんじゃないかな。

  • じゅんじオススメ

  • 片付けていたら出てきたので久しぶりに読んだ。
    書き方がくどいけど面白いのでぐいぐい読める。
    小蓮が最後に死んでしまうのは残念。

  • 友人がくれた。
    映画見ていないけど、新宿周辺の道の名前や建物を知ってると、想像が映像化する。
    読み終えて、得るものはないかもだけど、一気に読めるかな。運転免許更新の日に一気に読んだ。

  • 歌舞伎町の裏社会に生きる半端者の生きざまが書かれている。読み応え十分です。

  • ずっとひとりで生きてきたし
    これからも一人で生きていく
    誰も信じないし誰も愛さない。
    誰も眠らない城では
    夜中だって皆が生き残るための戦略を練ってる。
    俺もあいつも、命がけで。

    一瞬でも一緒に生きていけるかもって思った相手の顔を
    石でぐちゃぐちゃにつぶして東京湾に沈めるのは
    どんな気持ちなんだろうと思った。
    自分がつぶした顔と、生きているときの顔と
    どちらを思い出すんだろうと問うまでもなく、
    もはや顔をつぶしてしまったから
    彼女は顔のない顔で闇の中から見つめてくるという。

    嘘と裏切りしか出てこない本。
    でもきっと私の世界も大差ない。
    私の中では至上の恋愛小説。

  • 憧れもしないし共感も同情もできないのに面白く読ませるハードボイルドってすごいと思う。

  • 15年以上前に読んで馳星周にドはまりしたなー。
    スピード感が良い。
    人物描写も好きだった。

  • 出てくる奴らがどいつもこいつもクソ野郎で面白かった。

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