- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043463039
作品紹介・あらすじ
一月のある快晴の朝、小学生の里緒の前に一人の少年が現れた。何故かレインコートを着ていた少年はフードをとり、潰れた右目をあらわらにすると、自分には見えるという、"X雨"のことを話しはじめた-。15年後、作家になった里緒は記憶に刻まれたこの話しを書き始めた。そして、物語の結末を完成させるため小学生時代を過ごしたあの街へ出発するのだが…。日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家が緻密な構成と斬新な表現で切り拓いた新境地。過剰な衝動に恐怖と感動が交錯する傑作ホラー。
感想・レビュー・書評
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読んだのはずいぶん昔だけど、かなり印象に残ってる作品。リングとか話題になった後、ホラーブームで沢山文庫が出ていたけど、この作品だけ毛色が違ったというか。人を選びそうだけど好きな人はすごく好きだと思う。不思議な感じの話。
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編集者も作者も出てくるメタ小説。新しいホラーの領域を切り開いた作品といっても過言ではない。フィクションかどうかわからない。
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あとまだこんなに残ってるのか…と、珍しく半分くらいで読むのを断念…。
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一月のある快晴の朝、小学生の里緒の前に一人の少年が現れた。何故かレインコートを着ていた少年はフードをとり、潰れた右目をあらわらにすると、自分には見えるという、“X雨”のことを話しはじめた―。15年後、作家になった里緒は記憶に刻まれたこの話しを書き始めた。そして、物語の結末を完成させるため小学生時代を過ごしたあの街へ出発するのだが…。日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家が緻密な構成と斬新な表現で切り拓いた新境地。過剰な衝動に恐怖と感動が交錯する傑作ホラー。
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きっと自分にX雨が見えたら、X雨を感じたら気が狂って死んじゃいます。。。 -
窓の外を時々凝視してみる癖がついたのは、多分この本のせい。
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ひじょーに特異な作品ですね。
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謎解きっぽい物もあってそこは面白い。でも終盤はどうなんだろう!?って思った作品。