- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043480036
感想・レビュー・書評
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すごくヨーロッパの街並み・空気感が感じられて美しい小説だった、匂いまで伝わってきそうな。内容はとにかく切ない、題名の通りというか…分かるな~って感じ
最後まで読んで知ったんだけど、辻仁成版の同名小説と対になってるんだね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お互いに思い合っていた。
そして、もう一度思い合っているのに結ばれるわけではない。
切なくて苦しくて、自分はどうしても男性の方に感情移入してしまう。
この作品の特筆する点は、1つの物語の2人の登場人物を別々の作家によって描かれているという点。
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未練たらたらのまま誰かと付き合うのは双方にとって本当に良くないのかもしれないと、この本を読んで非常に感じれた。内容としてはたらたらたらたらと中だるみ感が少しあったが、順正を度々思い出してしまい、何かふとしたきっかけで全てが湧き上がるように思い出してしまうといったところは、共感というか、自分のそのままの気持ちが本に現れたように思えた。
自分の考えを見つめ返す良いきっかけというか、とにかく鬱になった。
本て本当に巡り合わせなんですね。怖いくらいです。そろそろ恋愛したいです。 -
ベランダでアマレット飲んでお風呂で本読む
おもしろいってか世界観に酔うための話
ガンガン江國香織感ある -
学生の頃にblueと同じく繰り返し読んだ本。思い出の本。
将来、旦那さんには私もテゾーロって呼ばれたいなとうっとり思っていたあの頃。 -
主人公、あおいの可愛さがすごい。一人称で主人公がこんなに可愛いのって何故だろう。大人なのにいじらしい可愛さがあって、それでいてら甘ったれてるという感覚はあまり持たない。
恋人、マーヴの優しさがすごく悲しい。
子どもの頃のあおいの思い出を聞いて、「その時出会えてたら守ってあげたのに」という感覚、すごくわかるなーと感じた。 -
赤と青両方読んだ。江國さんの小説よく読んでたのでかなり昔に読んでた。その後映画見て青も読んだ。2つ読むと両方の人生と心情がわかり、深い恋愛小説だった。ミラノもかなり昔に行ったので、情景が浮かんで感情移入出来た。エンヤの音楽がすごく小説に合っている。