- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043572151
感想・レビュー・書評
-
きっと誰もが、「今、こんなことしたらどうなっちゃうんだろう…」という想像をしたことがあると思う。
それを悪意増し増しにして、実際に行動に移してしまったら…そんな話。
後味の悪い、何とも言えない読後感を味わいたい方はぜひ読んでほしい。
そして相変わらず、作者のあとがきが気持ち悪くて(褒め言葉)、いつも楽しく読んでいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現実にこういう人居たら怖いなと思いゾッとしました。いわゆるサイコパスみたいな感じですかね?
さすがに主人公がこんなに犯罪してるのにバレないのは少し現実味が無かったですが…この話の中の警察は無能なんですかね?
最後のシーンが少しあっさりしてましたが読みやすくて面白かったです。 -
純粋な悪意の恐ろしさ。ラスト、全く怖くなかったはずの自分の死に恐怖する姿は人間らしかった。
-
なかなか。
過去ログ。 -
大石圭さんは「呪怨」の作家さんとして知られているかな。
「呪怨」も発売禁止寸前までいったんだけど…。
この「邪な囁き」もよくR指定にならなかったなと思ったくらいに…底暗い。
まぁ、R指定っていうのは映倫が指定するものなわけで、書物に対してどうなのかは分かんないけど、あの「スワロウ・テイル」ですらR指定になってるのに…。
この本はあまりにも刺激が強すぎる。
非現実的ならそうは思わなかったかも。
どこか現実に近くて、危険すぎる。
けど、人間の真理を問うような類は結構好きで、思わず読み進めちゃった。
誰しも心の中に闇の部分を持っていて、それは些細なことを発端にすることが多いんだけど、たとえば運転してて渋滞にはまった時に、『今アクセルを全力で踏んだらどうなるんだろ」みたいな。
その一線を踏み越えるか留まるか。その一線が犯罪に至るところなのかな。
明るくオススメ!
とは言えないけど、この手の話を書かせたら大石さんは一級品。
★★★★★ -
とても面白い\(^o^)/