ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043595051

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  • アルバカーキでマラソンのナショナルチームに属するエチオピア人のジェシカ。ある夜、練習に参加しなくなったチームメイトの日本人アユミが異様な格好で人形に釘を打ち付けているのを見てしまい———。
    特に、アユミが走れなくなった理由をジェシカに説明する描写が好き。「努力の価値は本人が決めるものであり、他人が評価できるものではない」そんなアユミの台詞にやるせなさと怒りが滲んでいて辛い。
    さすがの叙述トリック。

  • 構成がやばい

著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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