ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)

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著者 : 宮部みゆき
  • 角川書店 (2006年5月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611133

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ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 堂々の完結巻。自らの不幸な運命を変えるため、〈幻界〉を旅していた亘が、ついに運命の塔にたどり着き、変わらなければならないのは運命ではなく自分であるという真実に気づく。
    北の帝国に現世に通じる真実の鏡の対となる魔界に通じる常闇の鏡があった。ミツルとワタルの2人が求める最後の宝玉は、魔界から魔族の侵攻を防ぐため常闇の鏡を封印していた闇の宝玉であった。ミツルはその話を聞き、皇都ソレブリアを破壊し宝玉を手にして運命の塔へと行ってしまう。そのせいで〈幻界〉は魔族があふれて危機にさらされ、ワタルは〈幻界〉を救うために、ミツルのあとを追いかける。
    そこで待っていたのは憎しみの塊となってしまった自分の分身との戦い。ワタルはその自分をも受け入れたが、〈幻界〉で起こるすべてを幻と考え破壊を繰り返しながら旅を続けてきたミツルは大きく育ちすぎた憎しみを受け入れることができず分身に敗れてしまう。
    すべての試練を乗り越えたワタルが選んだ答え。それによって「ワタルの」〈幻界〉は守られた。現世での運命は何も変わらなかったが、ワタルは大きく成長し、これからの運命も乗り越えていく力を得る。半身となったミツルの現世での在り方について少し疑問は残るが、ファンタジーであり児童向けの小説のように思える今作は間違いなく誰が読んでも楽しめる作品だと言える。

  • 一気に読み終えた。
    上巻では亘のダメっぷりにイライラしたけど、物語を通して強くなっていく姿に胸を打たれた。

  • 新世界よりみたいな長編ファンタジーが読みたくて、オススメされていたこの本を連休中に読んでみた。

    前半はファンタジー要素がなくて、現実世界の両親の不倫離婚話とか、小学生男子の心の葛藤とかが多くて読み進めづらかったけど、ビジョンに入ってからはまぁまぁ楽しめたかな。

    ただ、全体的に対象年齢が若いと感じた。性的描写や、恋愛要素があまりなく、少年漫画の冒険ものという感じなので物足りなく感じた。
    世界観もドラクエを彷彿とさせ、やったことはないけどロマサガ?の影響が大きいのかな。RPG的に進んで、都合のよいところで新しいアイテムとか、能力が増えてちょっとご都合主義。

    小中高までに読んでたらはまったかもなー。

  • 読み始めて…買ってしまったからには最後まで読み通すとの気合いでゴールに到達。正直、辛かった。
    これまでにも、これは修行なのだと言い聞かせて夜間行軍訓練の如く長編に臨んだことはあるのだが、ここに来てそれを体験するとわ。
    人生とはかくの如く思った様にはならないものよのう。
    文章は流石、当代きってのベストセラー作家だけにスティーブン・キングを彷彿させる描写もあったりしたりして、「巧いな」とは思った。だけれども、全体のストーリー展開はアレだなー企画倒れかな。ミツルの最後がなー、ちょっとなー、というか大分肩透かし。「へっ?」こんなんでイイの?ホントに?てな感じ。
    ここまで付き合ったからにはとことん行くかということで映画も観てみる。こっちも評価低いんだよねぇ(^^;

  • 1人の男の子の冒険成長ファンタジーで終わらないところがすごい。。。

    大人になった今読み返すと、本当に色んなことを考えさせられました。中学の時に読んでいた頃はどこまで考えて読んでいたのかなぁ。

    ワタルは成長しました。
    自分の欠点を見つめ、それを認める勇気を持ちました。

    ベッドの下で震えていたあの頃のワタルとは違う。人間的に大きく成長したワタルに私も勇気をもらえました。

  • H28.6.22読了
    色んな事を考えさせられる作品。
    読んでいて楽しかった。
    また読み返したいと思えた。

  • このシリーズは面白い。
    宮部みゆきのファンタジーというのはここまで面白いのかと改めて感動。
    ただ、最後が駆け足になった印象。単純に自分が名残惜しいだけかもしれないが…4巻ぐらいあってもよかったのでは…。

  • 一気に読み上げました。とても面白かったです。ただ、ミツルも幸せにしてあげて欲しかった~(T_T)

     とにかく色々考えさせられる内容でした。主人公は10歳?11歳?の子供ですが、この本を子供に読ませるのはう~んって感じかなぁ。高校生以上推奨かしら。

     下の解説のところで、亘はお父さんを赦したみたいな事が書いてあったけれど、どうなんだろう?本当に赦したのかなぁ?うまくは言えませんが、赦したというよりは、お父さんにすがるのを止めた=お父さんはもう僕の人生には必要ないから、僕はもう大丈夫だよって言ったんじゃないかなぁという感じがしました。個人的には。

     最後まで読んで、とても残念だったことは、幻界のハルネラ=人柱に関しては一切解決されなかった事かなぁ。

     ハルネラが解決されるためには別の旅人の物語で語られるといいなと思いました。

     ブレイブストーリー=ワタルの旅路のお話でした。

  • 上巻は早く!幻界行こうよ!と待ちきれない気持ちだったけれど、扉の中に入ってからは本当に楽かった。
    最後まで読んで、ここまではまれたのも、上巻のワタルの生活あったからこそどんどん深みを増したんだなぁと。

    キキーマやミーナとの会話に切なくて。ジョゾの可愛さと健気さに頑張れ!てなったり。
    旅を振り返るシーンでは私も同じように、あんなことあったなぁと。
    少年の成長を最後まで見届けることができてとてもよかった。

    面白かったなー。

  • めっちゃ読み応えあった。徹夜本です。アニメにもなってるので、子ども向けのファンタジーかなっと思ってたんですが、全くそんなことなし。むしろ、普段は意識してないような大切なことをあらためて気づかされた気がする。これからも何度か読み返すことになる本になる気がします。

  • 上中下巻と1500ページほどの大作。
    高校生の時に購入したものの、読んでおらず、帰省した際に自分の部屋で見つけて手に取ってみた。

    子供向けのファンタジーだと思って読み始めたのが、ページをめくる手が止まらなかった。

    序盤の家族問題のところから私の境遇と被る部分があり涙。涙。
    自身が日々の生活のなかで芽生えることのある黒い感情に後ろめたさがあったが、物語を通してそれを認めることも勇気だと教えられた気がした。

    登場人物に愛着を覚え、感情を揺さぶられる。
    胸がギューっとなったり、じんわりほんわかしたり。
    将来自分の子供に読んでもらいたい作品。

  • ミツルのことを思うと切ない。たった10歳で、抱えきれないほどの運命を背負って、憎しみに支配されて…ミツルのやったことは確かにひどいけど、幸せになって欲しかったな。

    ヴェスナ・エスタ・ホリシア
    〝再びあいまみえる時まで〟

  • いよいよクライマックス。

  • 2015.11.2
    ブレイブ、勇気の物語。
    小学5年生が主人公ではあったけど、すごくしっかりした考えを持っていて、甥っ子の小6と小4の二人のことを考えたりもしてしまった。
    上中下と長編で、しかも幻界とか、ゲームの世界っぽい生き物とかの系統は得意ではないが、現世と幻界がリンクしてるので読みやすかった。
    勇気は一人では発揮するのではなく、仲間と共に発揮するものなんだなーと思った。一人でなく、仲間、家族、大事にしていきたいと思った。

  • 読了。
    ブレイブストーリー下
    宮部みゆき

  • 最終局面。
    北の帝国ソレブリアに最後の宝玉を求めにいくミツル。
    それを手にして運命の塔へ向かうてはずになっている。
    ワタルとは勝負にならない。

    しかし、最後にハルネラのヒト柱になるのは?

    P143「あんたはミツルを友達だと言った。だけどね。ワタル。友達だって、肉親だって、恋人だって、正しくないことは正しくないんだ。あんたの心が、それは間違っていると感じたなら、あんたにはその心に従う義務がある」


    P147「あんたは大切なことを忘れているね」
    「あんたは誓いを立てた。幻界の平和を守り、護法の防人として立つことを。それならば幻界の平和を乱すものを放置しておいてはいけないんだ。見て見ぬふりをするならば、あんたにはファイアドラゴンの腕輪をはめる資格はないのだから」

  • 上中下、まとめてのレビューです。

    ファンタジー小説としての幻想感を期待してたんですが、内容はかなりシリアスで現実感たっぷりでした。子供向けの本と思って読むと、痛い目に合うことでしょう。

  • 感情移入してしまって止まりませんでした。
    ファンタジーという事で大人が読むのを避けてしまうには勿体ない作品。
    物語中は、現実に関わる問題が出てきて考えさせられる。
    ラストは、思っていたとうりに終息。
    それが安心してこの物語を終える事が出来た。
    面白かったです!!

  • ワタルは強い
    ミツルも幸せになってほしい

  • 読み進めれば進めるほどお話に入り込み、ワタルの冒険が気になって仕方がなかった

    ファンタジーを読んだのはこれが初めてかもしれないけど、後半はいっぱい泣いた

    ワタルはとても勇敢ですごく勇気をもらった
    でもワタルはもともとは普通の少年で、だけど1番大事なものをちゃんと大事にできた
    だから弱い自分を受け止める強さを手に入れた

    ミツルだって本当は幸せにならなきゃいけない
    本当は10歳の子供は守られなきゃいけない
    自分の憎しみに乗っ取られるほど憎しみが大きくなったなら、本当は誰かに助けてもらわなきゃいけない

    心に残る一冊でした

  • 長編です。いっきに読まないと途中で忘れます。

  • ワタルは幻界の危機を知り、葛藤する。
    ハイランダー。
    二人のヒト柱。
    常闇の鏡。
    ミツル。

    そして旅の果てで悟る最後の願い。

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ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)の作品紹介

天空を翔るファイアドラゴン、ジョゾの背に乗って北の帝国に向かうワタルたち。目指すは皇都ソレブリアにそびえる運命の塔。が、うちつづく闘いに傷つき、命を失う仲間もあらわれ…。ミツルとの死闘を制し、ワタルは女神と出会うことができるのか?現世の幸福と幻界の未来。最後に選ぶべきワタルのほんとうの願いとは-。運命に挑んだ少年の壮大なる旅を描いて、勇気と感動の涙をもたらす記念碑的超大作、ついに完結!

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