とんび (角川文庫)

  • 4726人登録
  • 4.38評価
    • (884)
    • (618)
    • (183)
    • (20)
    • (2)
  • 652レビュー
著者 : 重松清
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043646074

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

とんび (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 2017/6/10
    読んでる間、ずっとじんわり涙ぐんでいたような気がする。
    ヤスさんは素敵だけど自分の親ならちょっと嫌かも。
    そんなずっと意地っ張りや強がりを酌んで対応する余裕無いわい。
    でもヤスさんが育てたからアキラはそんな余裕のある優しい子になったんじゃろな。
    とか真似して使いたくなるくらい備後の言葉が心地よい。
    海雲和尚と話したい。

  • やすさんの不器用な親の愛情が痛いほどに分かる。これぞ親父!海雲和尚が印象的だったなぁ。
    全然古臭くなく、今の若い親世代にも読んでほしいね

  • 不器用だけど真っ直ぐなヤスと最愛の一人息子アキラとの親子愛。東京の出版社に就職したアキラ。出版社の採用試験でアキラが書いた論文に涙しました。
    私の知り合いにもヤスによく似た人がいる。もうしばらく連絡を取っていないお世話になった人。連絡してみようと思った。

  • 感動的らしい 読む。

  • 2017年5月25日読了

  • 妻を亡くした、不器用で教養もないヤスが、男手一つで息子を立派に育てあげる物語。ヤスの天邪鬼な物言いやスジの通し方が昭和の男ぽい。ヤスを取り巻く近所の人たちの温かさ、親の子に対する切ないほどの愛情、心にじんとくる場面やセリフがたくさんあった。普段は息子にガミガミ言ってしまうことが多いけど、親が子に思うことはみな同じ。ただ幸せに毎日を生きてほしいということ。そして親が子供にしてあげられることは、「子供の悲しさを呑み込み、子供の寂しさを呑み込む」海になること。私は親として、まだまだだな。重松清、家族愛を描くのが上手。

  • NHKのドラマが最高だったから文庫を買っておいて積読だったのをようやく読んだ。
    重松清は、泣けるのがわかっているから、そういうのを求めてる時はもってこいだけど、そうじゃない時は心が揺さぶられるのが逆にツラくって…敬遠していたところだったが、今回何となくなぜだか読んでみる気になって。
    結果、ドラマに負けず劣らず、良かった。

    やっぱり、ちょいちょい泣かされた。不器用な親父と優しい息子の物語。息子を持つ身としても共感するやら…涙がポロポロ落ちてきた。
    笑いあり涙ありで、楽しかった。

    作品に厚みがあるのかな。読んでる私の心(気持ち)をまるごと預けても大丈夫、安心して笑ったり泣いたりできた。

  • 何回も読んでる大好きな本。
    ヤスさんが最高です。
    最後まで親であり続けるヤスさん。
    私もこんな親になりたいと思った。

    子育てに悩んでる時に読み、この言葉で気が楽になりました。
    『健介の事も、生まれてくる赤ん坊のことも、幸せにしてやるやら思わんでええど。親はそげん偉うない。ちいとばかり早う生まれて、ちいとばかり背負うものが多い、それだけの違いじゃ。子育てで、間違えたことはなんぼでもある。悔やんどる事を言い出したらきりがない。ほいでも、アキラはまっすぐ育ってくれた。おまえが、自分の力でまっすぐに育ったんじゃ』


    私にとって1番の育児本です。

  • 秘すれば、花。

    悪者がいたほうがいい。ぽっかりと胸に穴が空いたままよりは、ずっと。

  • 不器用な親父と子供の物語。
    不器用だからこそ腹の底からの思いや言葉に気づかされて胸が熱くなる。

  • 愛妻との間に息子を授かり幸せな日々を過ごしていたが、数年後、その妻が事故で亡くなったことで父と息子ふたりで日々が始まる。
    子ども側の目線ではなく、父の目線でからの物語。
    いわゆる人情物で古き良き時代の地域の人みんなで子育てをしたのと、時代は移り息子世代の結婚観などとのギャップなどに父は苦しんだりする。
    まぁ、そうなんだろうなと思いつつも、主人公である父親が昔気質で不器用すぎるので個人的にはイマイチ受け入れられない。大事な話をするときにお酒を飲んがぶ飲みなどされたら、それだけで一生分の信頼が吹っ飛ぶ。
    内容的にはアコギな感じが強いが、こういうのが好きな人は多いのではないかと。

  • 最愛の妻・美佐子を事故で亡くしたヤスさんと息子のアキラ。
    時には互いに傷付き、離れてはやがて戻って、そんな父と息子の絆を描いた作品です。
    ドラマもチラチラ見て、当時はあーいい話だなー位に感じていましたが、息子を持つ父親の立場になってみて、とたも感慨深く身に染みます。
    人生を80年とした時に、その中で父と息子が一緒にいれる期間はたったの20年。
    そして息子は親元を飛び出して自分の世界に旅立ち、やがて新しい家庭を持ち、今度は自分が父となる。
    人生のたったの4分の1。その不思議な時間を大切にしたいと思いました。

  • とてもよかった。感動した。
    自分も頑張ろうと思った。

  • これは名作だね。自分の中では大ヒット。でも、読書後の感想は「切ないねぇ」に尽きる。ヤスさんを始め出てくる人はみんな愛すべきキャラだし、何せ温かい人達ばかり。なのに、切ない。

    子供といれる時間て案外短いんだなと思った。うちの子も3歳だけど後15年かとしみじみ思う。親と会えるのなんてあと数年だから、まだ元気な内に沢山会おうと心に決めた。親も子も出来るのは今の内だけ。

    自分にもふるさとがあり、そこに両親がいる。出来れば一緒に地元で暮らしたい。親も子供もみんな一緒に。でも、そこで犠牲になるのが嫁さんね。幸せにすると誓った嫁さんね。だから難しいんだよね。

    不器用な親父はめんどくさいけど、親父はこれぐらい勢いがある方が良いね。嫁さんの尻に敷かれてるようではダメだ。自分も勢い良く、元気で真っ直ぐに、情のスジを通す人間になろう。

  • 先週おやじが死んだ。その前日に図書館で借りた。おやじと同世代の主人公のヤスさん。もちろん人物像に重なるところなどない。でも自分の幼少期と比べながら読んでしまい涙する。しばらくしてから、と思う。今はとても読めない。

  • ヤスさんの親父の生き様かっこよかった!
    「初志貫徹」の言葉が印象的でした。自分の子供らにも教えて大事にしていこ思いました!
    あと物事スジを通すのは、「理」ではなく「情」、これもよかった。

  • 不器用でも大きな愛情をアキラに捧げてきたヤスさん。
    ヤスさんみたいな父親は今存在するのだろうか?と思う程、素敵で可愛い父親です。
    アキラが東京へ行って標準語になったのが寂しさを感じるけど、とにかく良い話でした。

  • 不器用な父親の話。息子が彼女紹介するとこが好きだった。

  • ・12/25 読了.案の定息子と父親という親子ものはどうしようもないね.分かってても泣けちゃうっていうのはなんなんだろう.

  • 不器用で、やさしくて、あたたかい。

  • めちゃくちゃ泣いた。親子愛のお話。

  • 中学生のうちに読む本だと思っていたので今更読んでも...と思いつつ手に取ったが、電車では泣いてしまって困るくらい泣いて笑って読書が更に好きになる本だった。家に帰ってじっくり読んだ。遅くなかった。読んでよかった。

全652件中 1 - 25件を表示

とんび (角川文庫)に関連するまとめ

とんび (角川文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

とんび (角川文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

とんび (角川文庫)の作品紹介

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう-。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

とんび (角川文庫)に関連するサイト

とんび (角川文庫)のKindle版

とんび (角川文庫)の単行本

ツイートする