800 (角川文庫 か 36-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043648016

感想・レビュー・書評

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  •  走る中で自分を見つめ直し、精神を研ぎ澄ます。そんな彼等と対峙する少女達も自ずから精神性を向上させていく。対照的な二人のランナーと、彼らの出会う仲間達による、情熱的かつ優美的な物語。個人的に非常に好みでした。

  • 2011 9/3読了。Amazonで購入。
    幼馴染がブログで紹介していた本。
    タイプの違う2人の800m選手の視点が代わる代わる書かれる、800mと恋の話。
    陸上、それもあまりなじみのない800mの話、ということで少し身構えて読み始めたものの、読み出したら一気に引きこまれた。
    割と自分とはタイプが違って、現実には触れ合うことすらなさそうな中沢くん視点が妙に小気味いいし、広瀬くんの次に何が飛び出してくるか読めないびっくり箱みたいな感じも好き。
    そして800が、トラックの描写がすごく気持ちよさそうで・・・あー、すごいなあ、と思う。
    きっと他にも川島さんの本を探して読む。

  • おしゃべり文学決定版。中学生に薦めたい本。

  • 自分の中の青春小説NO1。

    高校生のときになんの予備知識もなく読んだので色々な意味で衝撃的だった。(相原さんと広瀬!?ええー!みたいな)

    対照的な2人の主人公の一人称で語られていくストーリーはとても青臭くそれでいて大人びていて時々恥ずかしくなるがそこが良い。

    定期的に読みたくなる大好きな本。

  • 本当のライバルには何一つ負けたくない

  • 800が題材の珍しい小説。

    個人的には800の描写が好き。

  • グラウンドにねっころがって空を見たくなった。
    競技場の夜とか、創造するだけでもわくわくする。 中沢かっこいいよ。

  • 久々に読んでみた。
    俺が高校時代最初で最後のマジメに読書した1冊。
    青春したくてたまらなくなります。

  • スピード感があって読みやすい本。

  • この小説の雰囲気が好き。

著者プロフィール

川島誠 東京都出身。京都大学文学部アメリカ文学科卒。「電話がなっている」でデビュー。子どもから大人への端境期にある少年少女の生と性を見つめ、鋭く描く才能をもつ。初めて思春期の少年の青春を書いた「800」は各誌で絶賛され、映画化された。著書に「ロッカーズ」「

「2005年 『夏のこどもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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