- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043703036
感想・レビュー・書評
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しかしまぁ、おぞましい描写に笑うしかなかった、もうコントの世界だ。汚さで言えばS級ランク、汚物、汚物、汚物なのだ。興味ある人しか読んではダメだね。で、もっと驚いたのはストーリーと世界観。予想外でした。不淨神(不潔)と淨神(清潔)の宗教戦争スペースファンタジー的な不思議な話。人々が当然の事だと思っていた清潔さが、この世界の本来ある状態から見れば心の病に等しく、やがて不浄神という、ごよごよと蠢き伸縮する黒い塊が町全体を世界穢に侵食するという展開。非常に難しいけど惹かれた。オススメしてくれた読友さんに感謝。
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初めて読みました、ナスティーホラー
世の中の汚くてえぐくておぞましい要素を
全部注ぎ込んだような話。
ぞっとしたー
読み進めるのが辛くなった。
でもそこが面白くて読んだ。
自分の頭がこんなにも汚いものを想像することに
使われるなんて辛い。
でも読みました。
こういう形のホラーも結構いいかもと
新しい発見をしました。
でも話としてはちょっと完成度が低い気が。
これで完成度が高かったとしても
感動よりひくと思うけども。
あとがきもおもしろかった。 -
2012年3月読了。この作者の『夏の滴』がお気に入りなので、これも読んでみました。
ナスティ・ホラーっていうジャンルらしいんだけど、とにかく"汚ない"描写盛りだくさんで、かなり気持ち悪い!途中で読むの止めようかなと思ったくらい。あんまり人にはオススメできないかな…。
汚なさ不潔さの描写がインパクト強すぎて、ストーリーは印象薄め。ストーリーだけだと★2つくらいだけど、これを書いてるときの作者の恍惚感というか陶酔した感じというか、そのへん想像させらせるところに★3つ。 -
ナスティ・ホラーは正直好きですね。ある意味でのとんでもない馬鹿馬鹿しさがたまらないと思います。ただ……これはちょっときつかったかも(苦笑)。スプラッタはいいけれど、スカトロはあまり得意じゃない……。
とはいえたしかにこれは「凄い」。それ以外形容ができませんよ。想像力豊富な人は注意して読むべし。 -
ナスティ小説