ヴァージン・ブルー (角川ホラー文庫 き 4-2)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043703043

作品紹介・あらすじ

ビジネスホテルの一室で発見された女性の不審遺体には、暴行の痕跡と裏腹に男の存在を示唆するものが何一つなかった。類似する連続事件を追う麦田深砂巡査は、内偵を続けていた男・鹿玻、大学院生の華弥と真由美、不審死した女たちを結ぶ青衣のマリア像の存在に行き当たる。元暴力団員で牧師の桟橋が示唆したある恐るべき可能性とは?女性の秘めた欲望が解き放たれるとき、次なる恐怖が襲う!新感覚エロティックホラー。

感想・レビュー・書評

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  • 全体的にエロティックな雰囲気を漂わせているのは良いが、ホラー的な展開はぶっ飛びすぎていて読者を置いてきぼりにしている。とてもじゃないがまともに読める品物ではなかった。

  • 麦田さんにあって華弥さんに無いものはなんだったの?
    相応しい使い方をしてほしかった?
    一番正しい使い方をしていたと思うのだけど、それには満足できなかったということなんだろうな。
    力を活かされないことには我慢できない、でもくだらない人間には使われたくない。
    わがままな。神格化するようなものではない。

  • イマイチ。

    過去ログ。

  • チャンスをものにする、というのは難しいこと。だからといってこんなものの力を借りるというのは……さすがにそこまでは思わないなあ。にしてもずいぶんと思い切った題材ですねこれは……ちょっとびっくり。
    でも真に怖いのは欲望まみれの人間なんですね。真由美はあまりに怖すぎました(どちらかといえば変貌前のほうが、ですが)。だけどそれと同じくらいに哀しいかも。「外見が変わったわけじゃないのに美しくなった」というのは、自信のなせるわざだと思うんだよね。きっと彼女もまっとうな方向でもう少し自信を持てていたら、あんなものすごい人物にはならなかったのかも。

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