ドミノ (角川文庫)

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著者 : 恩田陸
  • KADOKAWA/角川書店 (2004年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710010

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ドミノ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • ぜーんぶ繋がったよ!

  • かなり好きな作品。 登場人物が多いにも関わらずきちんと個性が出てて把握しやすいし、このスピード感はまさにドミノ。 欲を言えばラストというか全体のまとめ方はもう一ひねり欲しかったかな。 ドタバタしててとても楽しいけど「あぁそうきたか」って感じで終わらせて欲しかった。 映像化されてないなら勿体ない作品。 いずれまた読みます。

  • 読友さんのオススメで。おもしろかったーー!全てを後回しにしてとにかく読んだ。登場人物がたくさん出てくるけれど、きちんとキャラクター設定され、それぞれ際立っているので混乱もなし。無駄がなくて、スピード感満載、一見バラバラの物語がだんだんと距離を縮め、終結へ向かって行く様にハラハラドキドキ。これは映像でも見たいな。原作がしっかりしているので、絶対にうまく作れそう。ひとつ心配なのはサニー役の麻里花。舞台で力が発揮できればいいけれど。ダリオがまさかのアイツでびっくり。想像してたのと違った。でもよくがんばったね!

  • 物凄いドタバタ劇。最初は登場人物を理解するのに苦労して乗りきれなかったのに、中盤以降はもう一気読み♪自分の行動、偶然の出来事が回りを巻き込み、大きくなって大きくなってとんでもない事態に。ドミノ倒しで大きな絵が浮き出てくるが如く「こんな結末が隠れていたか!」と驚くばかり。お芝居の子役二人の活躍が光り、和美のドスが心地よく響き、佳代子の思考回路がややウザイ笑 タイトルはドミノ、話の展開はジェットコースター。倒れる切欠となった最初のドミノは一体誰の何なのかは分からないけど、まだまだ倒れきったようではないみたい。

  • 10/20追記
    わたしは「ドミノ」とはドミノ倒しのイメージだったのだが、ドミノは牌の数が28。まさにこの物語の登場人物の数が「27(人)+1(匹)=28」だ。
    いまいちルールがわからないが、もしかしたらもっともっと深い意味の「ドミノ」が隠されているのかもしれない。ドミノのルールを確認してから再読してみようと思う。

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    通勤に最適。
    わたしの好きな恩田作品は、現実離れした、なんとなく背筋に冷たい風が通るようなファンタジー。(ネクロポリスや"私と踊って"の中の少女曼荼羅なんかはもうぞくぞくとわくわくが止まらなくて身震いしそうになる。)
    この作品は舞台の9割が東京駅の半径数百メートルという狭い中にもかかわらず、様々な人種の坩堝である東京駅らしく一人称で語られる登場人物がものすごい人数であるのが特徴で、時には1ページにも満たないまま場面が移り変わることもある。
    100を超える細かい章に分かれているから、短い通勤時間で乗り換えがあってもなんとなく小さめのゴールが見えるので「この駅まではここまで」「次はここまで」と区切って読めるから読みたいモヤモヤを抱えたまま仕事に就くこともない。

    他の方もレビューされているけど、登場人物のそれぞれの物語を反復横とびのように並行する時間軸を飛び飛びで表現しているのが独特。
    でも、飛んでいる足がもつれる事なく、ごちゃごちゃすることなく、必要な時にくっついては離れ、絡んでは解けていくので読みやすいし章の短さも手伝ってとても読みやすい。
    でも話の内容はまさしくドミノ倒しのようにバタバタ。
    並行に走っていたドミノが、東京駅一箇所に集まってドシャーーっという音を立てて一気に倒れる音が聞こえそうなくらいだった。
    終わった後は、なんともいえない爽快感が残った。

  • 内容紹介
    一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット、もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく! 抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    思い出した思い出した~。
    これは面白かったな~。

    って言うか途中で訳が分からなくなったりもした(´・ω・`)
    え?今あの紙袋誰が持ってるんだっけ?って(笑

    ある紙袋をめぐっての、東京駅(とその近辺)での攻防戦!
    それぞれにそれぞれの紙袋があって、
    そしてそれが絶対に必要な理由がみんなあって、
    なのにそれがいつの間にかあっちゃこっちゃですり変わっちゃって、
    わーもうどうしよう!みたいなドタバタ劇。

    そんな中でも、登場人物の違う一面が見えたり、
    みんなで団結するシーンがあったり、
    昔からの因縁があったり...

    子役ちゃんが二人出てくるんだけどこれもリアルでよかった^^

    ただ、舞台が東京駅なだけに、
    来たことない人や知らない人は楽しめるかな...?

    東京駅構内の地図を片手に読むとより楽しいのかも!

    まぁ、ここまでのことはないにしても、
    「駅」っていう場所では一日のうちに
    ここに出てくるエピソードの一つや二つはありそうかも。

    ドラマに溢れた、舞台設定としては最高の場所ですよね。

    個人的には駅チカのお菓子に執着するOLに
    一番親近感を感じたりw

    三谷幸喜の映画を見ているような気持ちにもなりました^^
    と言うか映画化も見てみたい^^

    とても楽しいエンタメ作品でした~。

  • タイトルの通り、展開はドミノが次々に倒れていくよう。


    冒頭に記載された登場人物の多さに戸惑い、読み始めは本編と登場人物紹介を行ったり来たり。

    展開が進んでいくにつれて、違った場所から倒れてきたドミノが一か所に集まってくるドキドキ感。

    最後のドミノが倒れる瞬間は圧巻です。

  • 最後に近づくにつれて、
    どんどん読むペースがアップwwww

    ばらばらだったたくさんのお話が、
    最後の数十ページで結ばれていくあの感じ。
    大好きなんです笑

    たくさんのキャラが出てきたはずなのに、
    全員が印象深く、記憶に残る!

    ほんと、ドミノって感じのお話。

  • 最初に読んだ、恩田陸の作品がこれ。
    そしてドハマり。

    恩田陸神ってるって!
    よくこれだけの人物のストーリーを絡めて、ごちゃごちゃにならずに面白く書けるなと思った。
    あらすじ見てこんがらがりそうと思った人、絶対読んでみてください。爽快な読後感を保証します。

  • 再読。タイトル通り、まさにドミノのようにいろんなことがつながっていく感じが気持ちいい♪ラストに少しぞくっとして、さすが恩田陸だなーって思ったり。

  • 「楽しい本は無いかな」とネットを見ていたら、この本に当たりました。しかも、たまに読みたくなるスラップスティックという紹介でした。
    恩田さん、本当に久しぶり。
    いや、見事なドタバタ劇。最後はタイトル通り見事に一気に倒れていきますし、キャラも楽しい。
    何にも後に残らない話ですが、それがまた良いところ。
    とは言え、このエンディングは良いのかな?

  • ドキドキはらはらスリル満点のパニックコメディ!

    ある蒸し暑い七月の週末の午後、東京駅にたまたま居合わせた27名と一匹の物語。
    初めは東京駅周辺にバラバラのグループで物語が展開され、27名と一匹の名前を覚えるのも大変だった。
    グループが徐々に重なりやがて一ヵ所に集結!

    「どらや」の黒い紙袋を今持っているのは誰だ!?
    誰もが誰かを捜す中、悲鳴と怒号が飛び交い各々の勝手な思い込みが入り交じり…もうメチャクチャ!
    「いったい全体どうなっているんだ、今日は」
    一人が呟いたこのセリフは恐らく全員が思っているだろう。

    全てがドミノ倒しのように次々と巻き込まれもつれ合い…はい、みんなお疲れさん!
    スピード感溢れる面白い一冊だった!

  • 登場人物が多い
    内容には少々無理がある
    意味もなく明るい

    ・・・という、私が苦手なポイント全部満たしているのだけれど、読みやすく楽しい作品でした!
    登場人物の多さ、それゆえ場面がけっこうコロコロ変わるのですが、それぞれの関連性がうまくつながっていて、「え?これ誰だったっけ」っていうことは全然なかったです。
    読ませ方(書き方?)が上手だと、克服できることだったんだ!と実感しました。
    すごく楽しめました。恩田陸の本は初めて読みましたが、この方の小説なら他のもぜったいに面白いはず!
    どんどん読んでみたいです!

  • 直木賞受賞おめでとうございます( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆恩田陸作品には珍しい作風と感じた作品。東京駅を舞台に27人と一匹の人生が交錯するパニックコメディ。ドタバタ感はこの作品の持ち味なので許容しなければなりません!このページ数でこの話を読ませるのはさすがだと思いますが、やや物足りなさを感じたのも事実。ちょっとした時間に読んでしまう作品としてはいいと思いました。

  • 中学生の時に読んだ本。約10年ぶりに読み返してみた。やはり、多い。登場人物が多い。それでも不思議と全員のキャラクター、名前が頭に残って混乱することなく読み終えた。2回目だからかな?こんな小説を書き上げる恩田陸さんがやっぱりすごいなと思う。とっても読みやすくて面白い。2016.9.12

  • 登場人物が多いけど、それぞれの物語が交錯しドミノのように止まることなく展開していく疾走感のあるエンターテイメント。全員が主人公とも言えるぐらいそれぞれのキャラクターがしっかり描かれているのに、頭の中がゴチャゴチャすることなくすっきりと読み進められる。こんなの初めてだ。

  • カバーに書かれたあらすじに惹かれ購入。
    登場人物は確かに多いけど、それぞれ個性があって印象深いので「これは誰だっけ?」と迷うことはさほど無く。
    最後はまさにドミノ倒しのごとく。
    監督フィリップのペットのダリオ、おそらく私含め多くの読者は犬だと思ったんじゃないかなぁ。このミスリードはすごく面白い。
    個人的にえり子がかっこいい(笑)

  • 【重要書類を待つ保険会社員、下剤を盛られた子役の少女、句会のオフ会からはぐれた老人、次期部長の選考試験に挑むミステリー部員、別れたくない女と別れたい男、そして陰謀を画策するテロリスト……。総勢27人+1匹の思惑が東京駅で重なるとき、運命のドミノが動き出す! 超ドタバタなミステリーコメディ、開幕!】

     群像劇が大好きです。登場人物が多ければ多いほど。誰かが誰かに影響を与え、そのまた誰かが同じように続き、予想もつかない奇跡のラストに繋がる。これが群像劇の醍醐味です。
     今作は27人+1匹! 今までで最多の登場人物です。 でも多すぎるから、どうせちょい役がほとんどでしょ? と思いきや、みんな重要人物! 誰一人欠かせない、役割を持った個性的な人ばかり。
     スピード感たっぷりで疾走するハチャメチャなドタバタ劇は、必見!

  • 恩田陸はシナリオの形をとるのが好きだよなぁとか、登場人物多すぎて覚えられないのでは、と思いながら読んだが予想以上に面白かった。登場人物それぞれのキャラがたっているからか、特に混乱することもなかった。ぴざーや&えりこが格好よすぎる。犯罪ですけど。

  • 登場人物が27人と一匹もいてその人たちの動きが同時進行で語られます。それぞれが止むにやまれない事情を抱えている設定です。それぞれの事情がリンクし始めると収束に向けた舞台の東京駅は大混乱に‥
    ドミノという題名どおり雪崩れを撃っていく現象がコミカルに描かれているのであっという間に読み終えた感じがしました。登場人物のうちの一匹のダリオちゃんがなんの動物なのか気になりましたが、最後に明かされます。えり子姉さんのキャラクターも痛快でした。

  • 再読。
    ほんっっっっっっとに普段の恩田節はどこ!!?ってくらいポップ・・・・・・続編楽しみ・・・・・・。
    でも多分今の恩田先生じゃかなりタッチ変わる気がする・・・。この頃からお芝居ねた書きたかったんだな~~恩田先生・・・・・・。

  • こんなに多くの登場人物がいるにも関わらず、一人ひとりの個性がきちんとあるので、混乱せず、むしろどんどん読み進められたのが、まず凄いな、と。

    終盤はどんどんピースがハマっていくように、ジェットコースターのように、気持ちよくスピードに乗って読めました。
    面白い!の一言。
    もし映画化されるなら、三谷幸喜でしょう。笑

  • もはやひとつのエンターテイメントですねこの本は!まさに「ページを繰る手が止まらない」本だった。試験前なのに。テンポの良さと起きている出来事のわりに深刻さのない世界観で、とても軽く読むことができた。この「ドミノ」的な発想は誰もがするかもしれないけれど、実際に書くとなると至難の業だと思う。構成とまとまりの難しさもさることながら、一番の難点であろう「登場人物の多さを読者の苦にさせない」ということのためにはこの軽さ(軽快さ)が必要不可欠なのかもしれない。映画化したら絶対面白いだろうなぁ。

  • 恩田陸さん、ってこんなに楽しい本書くのですね~!27人もの人物が出てくるのに、とても丁寧に描かれているので、一人一人の人物像が浮かんでくる。いや、皆さん個性的だからかな。なんといっても潔く気風の良い女性たちが、気持ちいい。そして、ドミノのタイトル通りの、どたばたした展開。
    お見事!!おもしろい本でした。

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一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット。もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく!抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作。

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