- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043718030
感想・レビュー・書評
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パーソナルゾーン、MHC、容疑者Xにつながるような小話など、多彩な話柄で楽しませてもらった。サイエンスにクエスチョンマークがつく内容ではあったが、まっすぐに思いのたけを叫んでいる。好感をもって読んだ。本を読みたきゃちゃんと買えよとの恫喝も非常に良かった。この世に本がなくならによう精一杯貢献したい。
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時代の移り変わりにより、技術の進歩により、トリックが使えなくなったり、様々な問題が起きるが、新しいトリックも生まれるのも事実。昔は売れない作家だったが、今は売れっ子作家となり、映像の世界でも引っ張りだこである。作者が図書館やデジタルを毛嫌いしてるのは印税が入らなくなるからである。そこで、図書館などで借りる方式を変えてやる事が変わる一歩では無いだろうか?早く借りたい人はお金を払う!まずは10円単位で初めてみる。500番目に予約した人が早く読みたければ100円払うと100円払ってもいいというところまでジャンプアップするのだ。同様にしていき、それを印税に当てる。そうすれば本を買わない人も作者にお金を払うことになるし、早く読みたい人もすぐ読めるようになる。
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なんとなく読んだ気がするが最後まで読んでも読んだという確信が得られなかった。となると読んでなかったのか,とも強い確信が得られない。
20年近く前のエッセイなので話題は古いし,未来から見ているので少し滑稽な感じもする。今の私とほぼ同じくらいの年齢の著者が書いているので,私が時事問題についてああだこうだといってもこうは書けないだろうと思う。
滅びるものは滅びるままに,はなるほどそうだなと思うとともにそれを何万年何億年と繰り返した結果が今と思うと滅びるものと滅びないものの違いも僅かのように思う。 -
エッセイ集
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理系作家ならではの、サイエンスネタ中心の雑誌連載エッセー。2003年~2005年のもの。さすがにネタが古かった。
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非情によみやすいエッセイ集。
あっという間の読了。
ワタクシ的には、日本の出版業界の話、そして、HMVの話がためになりました。 -
エッセイ集。
パーソナルゾーンって男性が1.2メートル、女性が数十センチ。それが色々な誤解の元になるとか。
東野さん、かな入力なの?!理由は将来売れた時に打つ回数を減らすため。さすがです!
裏マニュアル(本当は法律や規則でこうしなくてはならないが、いつもこれで大丈夫だから…みたいな慣例)で事故は起こる。遵守でお金がもらえる仕組みにしないとダメ。なるほどね〜。あるある。
出版業界が厳しい話。古本屋や図書館では作家にお金は入らない。確かに。今はメルカリとかもあるもんなぁ。